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京都大学 2023年度 前期日程 理系

第6問 三角関数・整数の解答・解説

3倍角・4倍角・漸化式・合同式・背理法当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/12時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1) と を の式で表す

答、

から順に積み上げる。 は と見るのがいちばん速い。

とおく。まず である。

である。 は の2倍角と見て

である。

()なら 、 で合っている。

を として出すと が現れて手間が増える。 の2倍角と見る。

(2)( は 以上の素数)のとき、 となる正の整数 が存在するか判定する

答存在しない

(1) の形を一般化する。 のとき が整数になり、しかも で割り切れないことを漸化式で示す。もし なら となり、 は で割り切れるので矛盾する。

とおく。積和の公式 から

で、両辺を 倍すると

となる。、 だから、帰納的に はすべて整数である。

実際に書き下すと 、、 で、これは (1) の式 、 に を入れたものと一致する。

で割り切れない。 漸化式を を法として見ると なので、 で

である。 は 以上の素数だから奇数で、 である。したがって

である。

背理法。 ( は正の整数)とする。 なので 、したがって

である。 なので上の結果より のはずだが、 は で割り切れる。矛盾である。

よって、そのような正の整数 は

。

について 、 で定めた整数は、()と で小数6桁まで一致した。また は と完全に一致し、どれも にならなかった。

が整数であることと、 で割り切れないことの両方が要る。整数であるだけでは矛盾が出ない。

が奇素数であることは のところで効く。 だと議論が崩れる(実際 なら で、 は存在する)。

から を作る。 でもよいが、 にしておけば符号を気にしなくてよい。

(1) はこの漸化式の の場合を具体的に見せる誘導である。、 が で割ると 余ることを確かめておくと、一般の形が見える。

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