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京都大学 2023年度 前期日程 理系

第5問 空間図形・積分法の解答・解説

線分の通過範囲・包絡線・回転体の体積・断面積当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12

問題文について

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が 軸上、 が 平面上、 を保って動くとき、線分 が通過してできる立体の体積を求める

答

は 平面上を自由に回せるので、立体は 軸まわりの回転体である。だから 軸からの距離 だけを見ればよく、問題は「 平面で、両軸の切片の和が の線分の族が覆う範囲」という平面の問題に落ちる。

、 とすると 、 である。、 と書ける。

は自由に動くので、立体は 軸のまわりの回転体である。また の符号も自由なので について対称である。そこで 、 の 平面で考える。

線分の族。 、 を結ぶ線分は

である()。 を から まで動かしたときの線分の和集合を求める。

覆う範囲。 を固定し ()を考える。 は両端で に発散し、

で最小になる。このとき で、最小値は

である。したがって をみたす が存在することは 、すなわち

と同値である。境界 はこの線分族の包絡線である。

体積。 の断面は半径 の円で、 である。 の対称性から

である。(、)とおくと

で、さらに とすると

である。よって

である( ほど)。

(1, 0)(0, 1)
軸を含む平面での断面。輪郭は で、細い線は に対する線分 。これらの線分が包絡線としてこの輪郭を作る。立体はこれを 軸のまわりに回したもの。

条件をみたす と を 万組ランダムにとって線分上の点を作ると、すべて をみたした。 の体積を 万点のモンテカルロ法で求めると で、 とよく合う。

が 平面上を自由に動くので、立体は回転体になる。 を1方向に固定して考えると、体積が出せない。

は 軸上の負の側にも行ける。 の対称性から、 の体積を 倍する。

線分の族が覆う範囲は、包絡線の内側全部である。 という形で言いかえるのがいちばん確実で、包絡線を微分で求めるだけだと「内側が全部覆われる」ことの説明が要る。

断面の半径は で、面積は である。 乗になるところを落とさない。

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