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京都大学 2020年度 前期日程 理系
第6問 積分法の解答・解説
2回の回転・断面積・円環・log の積分当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12
問題文について
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平面の曲線 ()を 軸のまわりに回して を作り、 を 軸のまわりに回してできる立体 の体積を求める
答
軸まわりに回した は「()」という回転面である。次に 軸まわりに回すので、 を固定して「 の点の 軸からの距離」がどんな値をとるかを調べればよい。その範囲が区間になるので、断面は円環になる。
は 軸まわりの回転面なので、 とおくと
である。
を固定して考える。 軸まわりに回すので、 の点 は平面 (一定)の中で半径
の円を描く。 を固定したとき のとりうる値を調べる。 より で、 は を動く( はそれに応じて決まる)。したがって
である。 は で増加するので、 は から まで連続に増え
のすべての値をとる。つまり平面 (一定)での の断面は、内半径 、外半径 の円環である。
( では両者が で一致し、断面は円周だけになる。 では の点がないので断面は空である。)
体積。 断面積は
なので、偶関数であることを使って
である。それぞれ計算すると
なので
であり
である( ほど)。
断面積を で 万点の数値積分すると で、 と一致する。同じ条件で3次元のモンテカルロ法( 万点)を行っても となり、よく合っている。
は曲面(厚みのない面)である。それを回すので、断面は円環になり、内側に穴が開く。 を「曲線が通過した部分」と読み違えて塗りつぶさない。
を固定したとき が動ける範囲は である。 は から来る。
が について連続増加なので、 のとりうる値が区間になる。ここを言わないと「円環全体が埋まる」ことが示せない。
は部分積分で である。 としない。
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