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京都大学 2020年度 前期日程 理系
第2問 数列・極限の解答・解説
対称式の漸化式・偶奇・sin の周期・はさみうち当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12
問題文について
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(1)すべての正の整数 に対し が偶数の整数であることを示す
答 は 、、 をみたすので、帰納法で整数かつ偶数
対称式なので、解と係数の関係から漸化式が立つ。 が をみたすことを使えば、2項間ならぬ3項間の漸化式が出る。初項2つが偶数なら、漸化式の形から全部偶数になる。
解と係数の関係より 、 である。 とおく。 は をみたすので、両辺に を掛けて足すと
である。また
である。
帰納法。 、 はどちらも偶数の整数である。 が偶数の整数なら、 も整数で、 も も偶数だから も偶数である。よってすべての で は偶数の整数であり、とくに正の整数 について成り立つ。
なら は 、 なら である。どれも偶数になっている。
について漸化式で を計算すると ですべて偶数の整数で、 の数値とも一致する。
から始める。 だけを初期値にすると、 を別に計算することになる(結果は同じ)。
漸化式の係数が ( の符号)なのは だからである。 の を落とさない。
(2) を求める
答
より である。(1) から は「偶数の整数」から小さい数を引いた形になるので、 がその小さい数だけで書ける。あとは を使う。
より で、 だから である。実際 、 である。
(1) の (偶数の整数)を使うと
である。したがって
で、 は偶数だから である。さらに は奇関数なので
である。よって
となる。
極限。 より 、つまり である。
である。したがって求める極限は
である。
が偶数であることがここで効く。奇数だと となって符号が変わり、極限は になる。(1) は (2) のための準備である。
恒等式 は 、 で数値的に成り立つ。 は でいずれも になる。
を直接計算しようとしない。 は巨大になるが、整数部分が で消えることを使う。
は が奇関数だから。 を中に入れたまま放置しない。
最後は の形に持ち込む。 と見る。
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