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京都大学 2019年度 前期日程 理系

第6問 複素数平面の解答・解説

極形式・ド・モアブル・周期・常用対数による評価当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/12

問題文について

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をみたす最小の正の整数 を求める

答

を極形式で書くと なので、 乗して足すと という実数になる。 は を で割った余りだけで決まるので、値のとりうる形は数通りしかない。

、 はその共役である。ド・モアブルの定理より

である。 は を で割った余りで決まり

である。正の値になるのは のときだけで、そのとき

である(どちらも の整数乗になる)。

となる 。 を使う。

なので、 となるのは のときである。

を探す。 を小さい順に並べ、対応する指数 を見る。

  1. ():。 で不足。
  2. ():。まだ不足。
  3. ():。まだ不足。
  4. ():。これをみたす。

は なので値が 以下であり、条件をみたさない。したがって最小の は

である(このとき値は )。

を与える は存在しない。 なら 、 なら で、どちらも の条件を外れる。だから の次に現れる値が になる。

から まで を直接計算すると、 を初めて超えるのは (値 )である。 では 、、 で、いずれも に届かない。

が負や になる を落とさない。値が より大きくなるには、まず正でなければならない。

と で指数の式が違う( と )。 と がどちらも になるのはそのためである。

と のどちらが を超えるかは、 の上側・下側の評価を使い分けて決める。

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