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京都大学 2019年度 前期日程 理系

第3問 積分法の解答・解説

媒介変数表示の曲線・面積・グリーンの定理・ベクトルによる座標当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12

問題文について

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が を に、 が を に内分するとき、 が を動いて が描く曲線と線分 で囲まれる部分の面積を で表す

答

を原点、、 を基本ベクトルにとると、 の位置が という簡単な媒介変数表示になる。この「斜交座標」での面積を求めてから、 を掛ければよい。

、 なので

である(係数の和は )。 を基点にすると

である。 で 、 で なので、曲線は から まで伸びている。

斜交座標での面積。 を座標軸だと思い、 の座標を とする。線分 はこの座標で ()にあたる。囲まれた部分の面積は、グリーンの定理()で求まる。 の上では 、 なので寄与は で

だけが残る。、 なので

となり、斜交座標での面積は

である。

実際の面積に直す。 斜交座標で面積 の図形は、実際には の面積をもつ。 の面積が なので であり

である。

答えが三角形の形によらないのは、 の位置が の「重み」だけで書けていて、その重みが だけで決まるからである。「鋭角三角形」という条件は図の形を決めるためのもので、答えには効かない。

BCAP(1/2)
、、()での例。 は から まで 側にふくらむ曲線を描き、線分 との間の面積は になる。

三角形をランダムに3つとり、曲線と線分 で囲む面積を 万点の数値積分で求めると、 で 、 で 、 で となり、いずれも と小数6桁まで一致した。

の係数は で、和は にならない(これは を基点にした成分であって、重心座標ではない)。 の重みの和が なのとは別の話である。

斜交座標で計算した面積は、最後に を掛けて実際の面積に直す。 を掛けるのではない。

グリーンの定理を使わないなら、 が で増加、 で減少することに注意して を2つに分けてもよい。計算量は増える。

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