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東北大学 2023年度 前期日程 理系
第6問 微分法・積分法の解答・解説
接線・線分の通過領域・最大最小で境界を決める・対数を含む面積当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12
問題文について
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(1) の曲線 の接線で、傾きが かつ接点の 座標が正であるものの方程式を求める
答
を解くだけ。分母の2乗が になるので、きれいな値が出る。
微分すると
である()。 とすると
なので または である。接点の 座標が正だから で
である。求める接線は
である。
で、 と一致する。
(2)、 とし、 が を動くとき、線分 が通過してできる図形 の概形を描き、 の面積を求める
答面積は ()
の傾きはつねに である。そこで に注目し、 とおくと、 の各縦断面が の最大・最小で書ける。 の増減を調べれば上下の境界が決まり、面積は積分で出る。
傾きは 。 の 座標の差は 、 座標の差も なので、 の傾きはつねに である。線分 上の点は を使って
と書ける。 とおくと、この点 について
である。 と から、 の動ける範囲は
である( のとき空でない)。逆に なら がとれるので、点 は に属する。 は連続だから、 の における縦の切り口は
という区間になる。ここで は 上での の最大・最小である。
の増減。 (1) の計算から
で、 は 、 では だけである。 で 、 で だから、 は で増加、 で減少する。値は
である。また となる は
すなわち から (もう一方は負)である。このとき である。
上下の境界。 が を含むのは のときなので
- : で は増加。、
- :、
- :、
- :、
- : で は減少。、
- :。、
である。、 に注意すると、境界は次のようになる。
- 上の境界:()→ 接線 ()→ ()
- 下の境界:(、 のときの線分)→ ()→ ()→ (、 のときの線分)
面積。 とおく。上の境界の積分は
で、順に 、、 だから、合計は
である。下の境界の積分は
で、順に 、、、 だから、合計は
である。差をとると が消えて
すなわち
である。
上の境界に接線 がそのまま現れるのは、 の最大値 が「 の最大値」だからである。(1) の接線は、傾き の直線のうち曲線の上から押さえるいちばん下のものにあたる。
上下の境界から区分求積すると 、 で一致した。400万点のモンテカルロでも になった。
「傾き の線分が動く」ので、 を見るのが決定打。 そのものを見ると場合分けが複雑になる。
下の境界で と が で入れ替わる。 を解いて交点を出す。
の全体で切り口が1つの区間になる( が連続だから)。領域が2つに分かれたりはしない。
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