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東北大学 2023年度 前期日程 理系

第2問 三角関数・極限の解答・解説

和積の公式・方程式の解の集合・ガウス記号・はさみうち当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/12

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/12時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

問題を転載している非公式サイトへのリンクは、当サイトでは行っていません。

(1) について、 を満たす正の実数 のうち最小のものを求める

答

和積の公式で積の形にする。 を使えば になり、零点がすぐ読める。

和積の公式から

である。よって は

と同値である。それぞれの解は、整数 を使って

  1. :、つまり
  2. :

である。後者は前者( が奇数の場合)に含まれるので、 の解全体は

である。正で最小のものは のときの

である。

π/2π3π/22πy = f(x)
y = f(x) = sin3x + sin x = 2 sin2x cos x。零点は x = kπ/2 で、π/2, 3π/2 などでは接するように 0 になる(符号が変わらない)。

である。 では 、 なので で、零点はない。

の解は の解に含まれる。2つの解集合を足して重複を残さない。

は と が同時に になる点で、グラフは 軸に接する。符号変化だけで零点を探すと見落とす。

(2)正の整数 に対し、 を満たす正の実数 のうち 以下のものの個数を とするとき、 を求める

答

(1) より解は 間隔で等間隔に並ぶ。個数はガウス記号で書けるので、 ではさめば極限が出る。

(1) より の正の解は

と 間隔で並ぶ。 は と同値なので

である( はガウス記号)。ガウス記号の定義から

であり、 で割って

となる。 で両端とも に収束するから、はさみうちの原理より

である。

である。 では で と、確かに近づいている。

で 、 で、 に近い。

「解が等間隔に並ぶ」ことを (1) で確定させておく。 の解が別にあると思うと間隔を取り違える。

の側の不等号は強い不等号。はさみうちには と が混ざっていてよい。

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