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東北大学 2023年度 前期日程 理系

第5問 空間ベクトルの解答・解説

内積の計算・平面への垂線の足・係数の和が1・平行の証明当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/12

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/12時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)四面体 で 等とおき、、、、、、 とするとき、 と を求める

答、

は定義そのもの。 は「」を と書けばすぐ出る。

内積の定義から

である。また で、 だから

である。

条件をみたす座標を作ると、どちらの内積も になった。

(2)点 から3点 を含む平面に下ろした垂線の足を とするとき、 を と で表す

答

は平面 上なので とおける。 が平面に垂直、つまり とも とも垂直であることから連立1次方程式になる。

とおく。 が平面 に垂直だから

である。、、、 を代入すると

である。第1式を3倍して第2式を引くと 、すなわち である。これを第1式に入れて

である。よって

である。

座標で計算すると も も になった。

「平面に垂直」は「平面を張る2つのベクトルの両方と垂直」。 と の2本で条件を書く。

(3)点 から3点 を含む平面に下ろした垂線の足を とするとき、 と が平行であることを示す

答 なので

「 が になるような がある」ことを示せばよい。そのためには、 が (i) 平面 上にあり、(ii) と直交する、の2つを確かめる。

実数 に対し

とおく。

とは自動的に直交する。 との内積は

で、値を入れると

である( の項が消えるのは のおかげ)。つまり によらず である。

と直交する 。 との内積は

なので、 のときに になる。

平面 上にあること。 のとき

で、係数の和は

である。 の係数の和が だから、 の終点は平面 上にある。

結論。 の終点は平面 上にあり、 は とも とも直交するので平面 に垂直である。これは から平面 に下ろした垂線の足の条件そのものだから である。したがって

となり、 だから は に平行である。

「 が によらず成り立つ」が効いている。もとの四面体で と (平面 )の2つがあるので、 は平面 に垂直になる。 と がともにその平面上にあることが、平行性の正体である。

座標で を計算すると、3成分とも の 倍だった。

を未知数3つでおくより、「 が条件をみたす」と当てて確かめるほうが短い。これで示すべき平行性も同時に出る。

平面 上にあることは「係数の和が 」で言える。垂直条件だけでは足りない。

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