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東北大学 2022年度 前期日程 理系

第6問 積分法の解答・解説

立体の共通部分・断面積の積分・場合分け・球冠の体積当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/13

問題文について

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半径 の円を底面とする高さ の直円柱と、半径 の球を考える。直円柱の底面の円の中心と球の中心が一致するとき、直円柱の内部と球の内部の共通部分の体積 を求める

答 で 、 で 、 で 、 で

底面に平行な平面で切る。高さ での切り口は、球からは半径 の円板、円柱からは半径 の円板で、共通部分は小さいほうの円板になる。どちらが小さいかの切り替わり位置と、積分の上端( か か)で場合分けする。

底面の円の中心を原点、円柱の軸を 軸にとる。円柱は 、、球は である。

高さ での切り口は、円柱が半径 の円板、球が半径 の円板( のとき)なので、共通部分の面積は

である。 となるのは ( のとき)である。

1√3√(r²-1)r
回転軸を含む平面での断面(軸からの距離を横軸、高さを縦軸にとった右半分)。網かけが共通部分。図は 1 < r < √3 のときで、高さ √(r²-1) より下では円柱の側面が、上では球面が境界になる。

(i) 。 つねに で、積分の上端は ()である。

(球が丸ごと円柱に入っているので、半球の体積である。)

(ii) 。 とおくと で、積分の上端は である。

である。 だから で

である。

(iii) 。 は なので、 で、積分の上端は である。

で、、 を使うと

である。

(iv) 。 なので のすべてで となり、切り口はつねに円柱の円板である。

(円柱がまるごと球に含まれる。)

境目では値がつながる。 では (i)(ii) とも 、 では (ii)(iii) とも 、 では (iii)(iv) とも である。

では数値積分が 、式の値も 。 では で一致し、 では円柱の体積 になった。

場合分けの境目は (球が円柱の側面に届く)、(球が円柱の上面に届く)、(球が円柱の上面の縁に届く)の3つ。 は から来る。

積分の上端は 。球のほうが小さいうちは 、大きくなったら である。

とおくと ときれいに消える。代入のタイミングを間違えないように。

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