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東北大学 2022年度 前期日程 理系

第3問 極限の解答・解説

有理化・不等式の評価・はさみうち・区分求積の変形当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/13

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/13時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)正の実数 に対して を示す

答右は2乗して比較、左は と有理化して分母を比べる

を含む不等式は「2乗する」か「有理化する」。右側は2乗、左側は有理化してから分母の大小を見るのがいちばん短い。

右側。 より なので、2乗して比べればよい。

なので 、つまり である。

左側。 有理化すると

である。 では より ( で )なので

である。分母が大きいほど分数は小さいから

である。以上で両側が示された。

を 刻みで まで動かして確かめ、反例は 件だった。

左側を2乗で示そうとすると分母を払う操作が増える。有理化して「分母の比較」に持ち込むほうが短い。

が成り立つのは のとき。 から を言っておく。

(2) の極限 を求める

答

(1) を で使って を上下からはさむ。上側はそのまま で、下側は分母を の最大値で置き換えればさらに簡単になる。

(1) に を代入して で足すと

である。右側は

である。左側は、分母・分子に を掛けて

である( より分母を に置き換えると小さくなる)。したがって

である。 で両端とも

となるので、はさみうちの原理より

である。

なので という見通しが立つ。(1) の不等式は、この近似の誤差を上下から押さえるために用意されている。

で だった。

区分求積の形()にはならない。 は で に近づくので、はさみうちで処理する。

左側は分母を によらない形に置き換えてから和をとる。そのまま を計算しようとしない。

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