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東北大学 2020年度 前期日程 理系

第5問 複素数平面の解答・解説

分母の実数化・軌跡が円になること・媒介変数表示・図示当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/13

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/13時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)実数 に対して とするとき、 の実部と虚部を で表す

答実部 、虚部

分母の共役を分母・分子に掛けて実数化する。

分母・分子に を掛けると

である( は実数なので )。よって

である。

では で、、 と一致した。

(2)絶対値 を求める

答( によらず一定)

(1) の成分で引き算して2乗和を計算する。分子が にまとまる。

(1) より

である。絶対値の2乗は

で、分子は

である。よって

である。

つまり は、 が何であっても中心 、半径 の円の上にある。

のいずれでも だった。

(3)実数 が の範囲を動くとき、点 がどのような図形を描くかを複素数平面上に図示する

答中心 、半径 の円の上半分( の部分)。両端 を含む

(2) より は円周上にある。あとはどの範囲を動くかで、偏角を調べる。 とおくと半角の形になって一目で分かる。

(2) より は中心 、半径 の円 の上にある。 とおくと、(2) の計算から

である。( が に対応)とおくと、2倍角の公式から

なので

である。よって ととれる。 では

であり、 は とともに連続に増加する。したがって は円 の上半分( が から までの部分)をちょうど1回描く。端点は

で、()では である。図示すると次のようになる。

Oi/2i(t = 0)1/2 + i/2(t = -1)-1/2 + i/2(t = 1)
太い弧が答え。中心 i/2、半径 1/2 の円の上半分で、両端 1/2 + i/2 と -1/2 + i/2 を含む。原点(t → ±∞ に対応)は含まない。

での はそれぞれ 、、 で、弧の右端・頂点・左端にあたった。

円周全体ではなく上半分だけ。 の範囲が偏角の範囲を決める。

は で 。これを見ても「上半分」が分かる。

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