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東京大学 2023年度 前期日程 理科
第2問 確率の解答・解説
同じものを含む順列・間に入れる数え方・条件つき確率当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/11
問題文について
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(1)どの赤玉も隣り合わない確率 を求める
答
色だけが問題なので、 か所のうちどこに赤が来るかだけを見ればよい。赤の位置の選び方は 通りで、どれも同じ確率で起きる。「隣り合わない か所」の選び方は、赤でない 個を並べてできる つのすき間から つ選ぶ、と読み替えれば数えられる。
取り出す順番は 通りあり、どれも同じ確率で起きる。色の並びだけを見ると、赤玉4個がどの位置に来るかで決まり、その選び方 通りはどれも同じ確率である。
赤以外の8個を横一列に並べると、その両端と間に9つのすき間ができる。どの赤玉も隣り合わないように置くことは、この9つのすき間から4つを選んで1個ずつ入れることと同じである。よって隣り合わない置き方は 通りである。
。黒3・赤4・白5の色の並び全 通りを機械で全部調べると、赤が隣り合わないものは 通りで、 と一致する。
黒と白の区別はこの小問には効かない。赤かそれ以外かだけで分母・分子をそろえると、 という短い式で済む。
(2)どの赤玉も隣り合わないとき、どの黒玉も隣り合わない条件つき確率 を求める
答
である。分子を数えるとき、(1) と同じ「赤でない8個を先に並べる」見方をそのまま使う。先に並べた8個(黒3・白5)の中で黒がくっついている場所があれば、そこには必ず赤を入れなければならない。くっついている箇所の個数で場合分けすれば数え切れる。
色の並びは全部で 通りあり、どれも同じ確率で起きる。
分母。 (1) と同じ数え方で、赤でない8個(黒3・白5)の並べ方が 通り、その9つのすき間から4つ選んで赤を入れる方法が 通りだから、赤が隣り合わない並びは 通りである。
分子。 赤でない8個の並びを1つ固定し、その中で黒どうしが隣り合っている箇所の個数を とする。 箇所のすき間には必ず赤を入れなければ、最終的な並びで黒が隣り合ってしまう。逆にその 箇所に赤を入れさえすれば、残りの赤をどこに入れても黒は隣り合わない。よって赤の入れ方は、残り 個のすき間から 個を選ぶ 通りである。
の値ごとに、赤でない8個の並びが何通りあるかを数える。
- (黒がどこも隣り合わない):白5個の間と両端の6つのすき間から3つ選んで黒を1個ずつ置けばよく、 通り。
- (黒3個が1かたまり):8か所のうち連続3か所をかたまりの位置にすればよく、 通り。
- (ちょうど1か所):全体 通りから上の2つを引いて 通り。
したがって、赤も黒も隣り合わない並びは
通りである。よって
となる。
。全 通りを機械で調べると、赤も黒も隣り合わないものは 通りで、 は約分して になる(、 で、共通因数は )。
「黒が隣り合わない並びを先に作る」と始めると、白と黒だけの並びでは隣り合っていた黒が、あとから赤を入れることで離れる場合を取りこぼす。赤でない8個を先に並べ、くっついた黒の箇所に赤を強制的に入れる、という順番にすると漏れなく数えられる。
は「隣り合う箇所が2か所」であって「2個が隣り合う」ではない。黒3個が1かたまりになっている場合のことである。
は条件つき確率なので、分母は ではなく である。
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