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大阪大学 2025年度 前期日程 理系
第5問 確率の解答・解説
文字列の入れかえ・偶奇で場合を分ける・対称性・確率の漸化式当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/14
問題文について
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(1) を並べた文字列に対し、表なら1文字目と2文字目、裏なら2文字目と3文字目を入れかえる。 から始めて 回後に である確率を 、 である確率を とするとき、 を求める
答
回ぶんの操作を考えると、3つの「偶順列」の間の移り方が対称になる。
1回の操作はどちらも「2文字の入れかえ」なので、 回後の並びは、もとの並びを 回入れかえたものである。入れかえ1回で偶奇が変わるので、 が奇数のときは (入れかえ0回)にも (入れかえ2回)にもなれない。つまり奇数回後に現れるのは の3つだけである。
偶数回後に現れるのは の3つである。 回の操作をまとめて考えると、たとえば からは
- 表表:
- 表裏:
- 裏表:
- 裏裏:
なので、 のままが 、 と がそれぞれ である。、 から始めても同じように調べると、どの状態からも
自分自身に 、ほかの2つにそれぞれ
となる。、、 を である確率とすると
である。差をとると が消えて
となる。 のとき( 回後)、 なので である。よって
である。
で全状態を分数のまま追うと、差は と一致した。
(2) を正の整数とするとき を求める
答 が奇数のとき 、 が偶数のとき
(1) の漸化式で を使うと、 だけの漸化式になる。
が奇数のときは (1) で見たとおり にはなれないので である。
のときは、 を使って
である。 を解くと なので
である。 より だから
である。 のとき なので
である。
では は偶数番目で に近づく。 回ぶんの操作が3つの状態を対称に混ぜるので、行き着く先が ずつになる。
、、、 が式と一致し、奇数番目はすべて だった。
偶奇で答えが変わる。奇数のとき だと先に言い切ってから、偶数の場合を計算する。
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