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大阪大学 2024年度 前期日程 理系
第2問 複素数平面の解答・解説
複素数の1次変換・絶対値の条件・円板の和・等号が成り立つ場合当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/14
問題文について
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(1) とし、 は かつ をみたして動く。 がとりうる値の範囲を求める
答。すなわち中心 、半径 の円板(周を含む)
と を変数にとり直すと、 はその1次式で書ける。
、 とおく。 が複素数全体を動くとき も独立に複素数全体を動く( から が一意に決まる)。実際
である。一方
で、 を入れると の項がまとまって
である。、(条件は 、)とおくと なので
である(分母を有理化した)。したがって
である。 なので
である。 は の円板全体を動くので は半径 の円板全体を、同様に は半径 の円板全体を動く。2つは独立なので、和は半径
の円板全体を動く。したがって がとりうる値の範囲は
すなわち中心 、半径 の円板(周を含む)である。
条件をみたす を 万組とると、中心からの距離の最大は で に近づいた。
のまま動かそうとすると大変。 を変数にとり直すと、条件がそのまま「2つの円板」になる。
(2) であるとき、 の値を求める
答、
原点は円板の周の上なので、2つの不等式で等号が成り立ち、向きも決まる。
なので、原点は (1) の円板の周上にある。つまり
で、左辺の2つの大きさの和がちょうど に等しい。和の絶対値が各項の絶対値の和に等しくなるのは、2つが同じ向きでそれぞれ最大の大きさをとるときに限る。 の向きは なので
より 、同じように
より 、すなわち である( で条件に合う)。
したがって
である。(1) の式に入れると
である。
確かめ算: で 、 で 。どちらもぎりぎり条件をみたしている。
、 で 、、 になった。
三角不等式の等号は「向きがそろう」とき。大きさだけ最大にしても足りない。
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