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大阪大学 2021年度 前期日程 理系
第4問 積分・整数の解答・解説
定積分の計算・整数の合同・約数の個数・因数分解当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/14
問題文について
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(1)整数 が および をみたすとき、 が の倍数であることを示す
答 は と同値。 より 。法 で見ると がわかり、 を戻すと から
両辺を計算して因数分解し、合同式を2段階で使う。
両辺を計算すると
なので、差をとると
である。 倍して整理すると
であり、 だから
となる。 なので
である。
第1段。 の右辺は の倍数である。法 で 、 なので
である。よって であり、 は素数なので である。
第2段。( は でない整数)とおくと
なので、 は
となる。右辺は の倍数なので 、 は素数だから である。すなわち は の倍数である。
での全数調査で、現れた はすべて の倍数だった。
第1段だけでは「 が の倍数」しか出ず、 については何も言えない。もう一度代入して が現れるところまで進める必要がある。
を使わないと は でも成り立ってしまう(このとき は何でもよい)。
(2) のとき、 および をみたす整数の組 の個数を求める
答 個
、 とおくと 。 が整数になる条件は で、これは の 指数がちょうど 以上 以下であることに言い換わる。
なので であり、(1) より条件は と同値である。、 とおくと
である。逆に から
と戻せる。、 なので、 がともに整数になる条件は
の1つだけである。また なので、 である。
なので は異符号であり、 と合わせて である。そこで ( は正の整数)とおくと、 は
の正の約数で、 である。逆に の正の約数 ひとつに対して がひと通り決まり、 も自動的に成り立つ。
残る条件は である。 に含まれる の個数を ()とすると、 に含まれる の個数は である。
- のとき。 は の倍数でなく は の倍数なので、差は の倍数でない。
- のとき。 も も の倍数なので、差は の倍数である。
- のとき。 は の倍数だが は の倍数でないので、差は の倍数でない。
よって条件は である。(、)と書けるので、求める個数は
である。すなわち は 組ある。
たとえば のとき 、 で、、 である。たしかに整数で になっている。
の約数を全部調べて数えると 個で、どの組でも定積分の等式が厳密に成り立った。
から に戻すとき、整数になる条件は2つあるように見えて、法 では同じ1つの条件に帰着する。2つ別々に場合分けすると混乱する。
の約数の総数 から引くのではなく、 の範囲を直接 通りに絞るほうが速い。
を にすると の場合が混ざるが、 では を経由できないので別扱いになる。
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