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東北大学 2021年度 前期日程 理系
第6問 積分法の解答・解説
部分積分・テイラーの定理の剰余項・不等式の評価・e の近似当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/13
問題文について
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(1)正の実数 と正の整数 に対して を示す
答 とおくと部分積分で
を部分積分すると との関係が出る。 から順に足し上げれば示せる。
()とおく。 では
である。 で部分積分( を積分、 を微分)すると
である( なので符号が反転して になる)。第1項は で 、 で だから
である。これを 回繰り返すと
である。 とあわせて
である。
で数値計算すると、右辺は で と一致した。
を微分すると内側の が出る。部分積分の符号に注意する。
の上端が になるのがポイント。下端だけが残る。
(2)正の実数 と正の整数 に対して を示す
答 で を使い、 を掛ける
被積分関数のうち の部分だけを定数で上下から押さえる。残りの積分は直接計算できる。
では は増加だから
である。また なので、これを掛けて から まで積分すると
である。真ん中以外の積分は直接計算できて
である。よって
である。
では で、下界 、上界 のあいだに入った。
不等式を掛けるときは、掛ける側 が 以上であることを確認する。
(3) を満たす最小の正の整数 を求める
答
(1) を で使うと、絶対値の中身はちょうど になる。(2) の上下の評価で、 では不可、 では可を示す。
(1) で とすると
である。よって絶対値は そのもので、(2) の の場合から
である。
では不可。 なので となり、条件を満たさない。
は可。 で、 を使うと
である。したがって求める最小の は
である。
実際 で、 との差は 。 では差が で を超える。
数値では で 、 で となり、 を下回る最小の は だった。
なので絶対値は外れる。符号の確認を飛ばさない。
「最小の 」なので、 で成り立つことと で成り立たないことの両方を示す。下からの評価 が後者に効く。
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