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東京大学 2025年度 前期日程 理科

第2問 極限の解答・解説

対数不等式・はさみうち・定積分と極限当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/11

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理科の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/05時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1) のとき を示す

答 は で最小値 を取るので、 で

差を1つの関数にまとめて微分する。等号がどこで成り立つかまで出るので、あとの小問で使うときに扱いやすい。

()とおくと

である。 では 、 では だから、 は で最小になる。その最小値は である。

よって のとき 、すなわち が成り立つ。等号は のときに限る。

では 、 では でどちらも成り立つ。

最小値が であることまで書く。 の符号だけで「よって 」とすると、最小値が負でないことの根拠が抜ける。

(2) を求める

答

で なので の中は に近づき、積分は に近づく。そこへ を掛けるので、 に近づく速さを押さえる必要がある。(1) の不等式を上下から当てて、はさみうちに持ち込む。

とし、 とおく。 である。 を上下から挟む。

上から。 (1) の に を入れると

下から。 (1) の不等式に を入れると であり、左辺の符号を変えて

を得る。以上を 倍して で積分すると

となる。ここで の振る舞いを押さえる。 であり、 とおくと である。 なら で、 のとき だから となり、これは の取り方によらず一様に成り立つ。

したがって右端は に、左端は より分母が に近づくので同じ に収束する。はさみうちの原理より、求める極限も同じ値である。

よって極限は である。

。 で数値計算すると と、 を増やすほど近づく。

の中が に近づくからといって、積分を先に にしてはいけない。 を掛けているので、 に近づく速さ( の程度)まで押さえないと値が出ない。

下からの評価は、(1) の不等式を に当てて向きを変えると作れる。同じ不等式を2通りに使うのがこの問題の仕掛け。

は部分積分で出す。暗記していても、答案では1行で導いておくと安全。

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