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東京大学 2022年度 前期日程 理科

第5問 空間図形・積分法の解答・解説

回転面・中点の軌跡・円環の面積・体積当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/11

問題文について

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の体積を求める

答

の高さは の高さの半分だから、 の 座標を決めると の 座標も決まる。その高さでは は 軸を中心とする1つの円の上を自由に動き、 は の真下を中心とする1つの円の上を自由に動く。 の水平位置は「長さ のベクトル」と「長さ のベクトル」の和になるので、断面は円環になる。あとは で積分するだけである。

線分 は ()と書けるので、 軸のまわりに回してできる曲面 は

である。すなわち高さ での の断面は、 軸を中心とする半径 の円である。

の 座標を ()とする。 は 平面上にあり だから、 は の真下の点を中心とする半径 の円の上を動く。 は の中点なので

となる。ここで は長さ の、 は長さ のベクトルで、向きはそれぞれ独立に自由である。

とおくと 、 で

である。長さ のベクトルと長さ のベクトルを向き自由に足してできる点の全体は、 軸からの距離が 以上 以下の円環である。よって高さ での の断面積は

である。これを で積分する。2つに分けて

を計算する。前者は と置換すると は から まで動いて

となる。後者は

である。したがって

となる。

P の真下外半径 r1+r2内半径
での断面を真上から見たもの。 の真下は半径 の円(破線)の上を動き、そこから半径 の円(細線)だけ離れたところに が来る。 の全体は、 から までの円環になる。

断面積 をシンプソン法で から まで積分すると となり、 と小数9桁まで一致する。( が頂点 、 が原点)で断面が1点につぶれることとも合う。

と の向きは独立に自由である。 が と同じ方向にあるとは限らないので、断面は円板ではなく円環になる。

のところで となり、内半径が になる。そこだけ断面が円板になるが、面積の式 はそのまま使える。

の高さは なので、積分区間は である。 の高さ のまま積分しないこと。

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