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東京大学 2021年度 前期日程 理科

第2問 複素数平面の解答・解説

複素数の連立・1次変換の像・凸多角形・領域の図示当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/11

問題文について

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(1)、、 のとき を で表す

答、、

がすぐ出るので、残りは の2元1次連立である。 を使って とだけ気をつければ、あとは複素数の計算で解ける。

である。また

なので、、 とおくと

となる。 を2つめに入れると 、すなわち で

を得る。さらに

である。、 だから

となる。

なら 、、 で、式に入れると 、、 となり元に戻る。 なら 、、 で 、 となり、やはり戻る。

(2) がいずれも 以上 以下の実数であるとき、 のとりうる範囲を図示する

答6点 、、、、、 を頂点とする六角形の周と内部(、、 がそれぞれ 、、 に入る点の全体)

を (1) の式で に書き直すと、実部も虚部も の1次式になる。つまり は立方体 を1次式で平面に写した像である。1次式による凸な立体の像は凸多角形になるので、立方体の8頂点の像をとってその凸包を求めればよい。

(1) より

だから、 の実部と虚部はそれぞれ

となる。すなわち

である。、、()とおくと

となる。 はそれぞれ から まで独立に動くので、像は立方体を1次式で写したもの、すなわち凸多角形で、その頂点は が立方体の頂点(各成分が か )のときの像の中にある。8頂点の像は

である。このうち と は他の6点でできる六角形の内部にあるので、像は

を頂点とする六角形(周を含む)である。 の動く範囲が閉じているので、境界も含む。6本の辺を不等式で書くと

( が実部、 が虚部)となる。

−2i3−i4+i3+2ii−1−i
のとりうる範囲(網かけ)。6点 を頂点とする六角形で、周も含む。横軸が実部、縦軸が虚部。

なら 、虚部 で 、たしかに六角形の内部にある。 を の格子 通りで動かした像はすべて3つの不等式をみたし、逆に六角形内の格子点それぞれについて の中の が見つかった。

が実数であることを使うと、 の実部・虚部がそれぞれ の実1次式になる。複素数のまま動かそうとすると見通しが悪い。

8頂点の像のうち2つは内部に落ちる。全部を頂点として結んではいけない。

の範囲は閉区間なので、答えの六角形も周を含む。

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