本文へ
大学別数学研究室
  • 独自の解答・詳解
  • 問題文は非掲載
  • 小問2問・無料

九州大学 2024年度 前期日程 理科系

第5問 積分法の解答・解説

部分積分・漸化式・はさみうちの原理・極限当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/12

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理科系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/12時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

問題を転載している非公式サイトへのリンクは、当サイトでは行っていません。

(1) を 、、、 で表す

答

を積分する側、 を微分する側にして部分積分する。微分すると と の2つが出て、ちょうど と になる。

、 として部分積分する。

境界の値。 では で、 だから 。 では なので

である。

微分する側。 積の微分で

である。これに を掛けて から まで積分すると、定義より

になる。したがって

である。

の9通りで両辺を数値積分すると、相対誤差 以内で一致した。

である。 と を掛け忘れない。

の微分は で、 が付く。これが の次数を1つ下げて にする。

での値が になるのは だから。 は自然数なのでつねに成り立つ。

(2)すべての自然数 に対して を示す

答 ではさみうち

と置換すると区間が になり、 が になる。残りの因子を定数で上から押さえれば に帰着する。

とおくと 、 で、 のとき である。

である。

上から押さえる。 では 、 より である。よって

である(左の不等号は、被積分関数が で正だから)。

を固定すると は定数なので、 で右辺は に収束する。はさみうちの原理より

である。

置換を使わずに、 で 、 と押さえて としてもよいが、結局 を示すのに同じ置換が要る。はじめから置換したほうが早い。

で を数値積分すると に対し と減っていき、評価式 の下にあった。

だから積分も 、とは言えない。 では のままである。積分全体を定数 で押さえるのが要点。

を で押さえるとき、()を使う。 などとしない。

は固定して だけを動かす。 は によらない定数である。

2024年度の全5問をまとめて読む

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。解答は当サイトで検算していますが、誤りが残っている可能性はあります。掲載方針

当サイト運営者が制作した教材

同じ形式の問題を、5回分

合格答案をつくる 九大理系数学 2027の表紙

合格答案をつくる 九大理系数学 2027

九大理系数学の出題を分析して書き下ろした予想問題集です。過去問そのものは入っていません。 本番と同じ試験時間・大問構成で5回分、 解答・詳解・別解に加えて、 小問ごとの加点・減点つきの採点表を収録しています。

Amazonで見る全2巻を見る¥2,695・140ページ・2026年8月2日発売

中身を試し読みする

扉・問題・解答などを、それぞれ抜粋して掲載しています。連続したページではありません。画像を押すと拡大できます。

抜粋をPDFでまとめて見る

関連するページ