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九州大学 2023年度 前期日程 理科系

第5問 積分法の解答・解説

媒介変数表示・接線・面積・単調性当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/12

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理科系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/12時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)曲線 に接する直線のうち 軸と平行なものがいくつあるかを求める

答2つ

軸に平行な接線をもつのは かつ のところである。 なので を解く。

なので

である。 では なので 、つまり は決して にならない。

を解く。 で、 より だから

の2つである。どちらでも なので、接線は 軸に平行になる。

異なる直線か。 2つの での 座標を比べる。 で 、 だから

と異なる。よって求める直線は2つである。

、 で になり、 はそれぞれ 、 と異なった。

も確かめる。両方 だと接線の向きが決まらない。

を に直してから を解く。 の範囲を のままにすると解を落とす。

「 が2つ」で終わらせず、 座標が異なる(=直線が2本ある)ことを確かめる。

(2) のうち にある部分と直線 で囲まれた図形の面積を求める

答

なので は の増加関数、つまり は「 を の関数として表したグラフ」である。だから面積は でよい。

となる の範囲。 で、 では だから

である。両端 では となり、 は直線 上にある。

は の関数。 なので、 は について狭義増加である。したがって 上の点は の値で一意に決まり、 を の関数とみてよい( のほうは (1) で見たとおり増減するが、面積計算には関係しない)。

面積。 同じ に対する「曲線の 」と「直線の 」の差を で積分すればよい。 だから

である。展開すると

で、4つの項を順に積分する。

足し合わせて

である( ほど)。

t = π/6t = 5π/6
曲線 ()と直線 。 と で交わり、その間で は直線の右側()にある。 付近で がいったん最大になり、曲線が折り返しているのが (1) の2本の鉛直接線にあたる。

を 万点のシンプソン法で計算すると となり、 と一致した。

は単調でない((1) で見たとおり折り返す)が、 は単調増加である。だから「 で積分する」ほうを選ぶ。 で積分しようとすると場合分けが要る。

の範囲は 、つまり である。 と向きを取り違えない。

を掛け忘れない。 ではない。

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