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九州大学 2022年度 前期日程 理科系

第3問 整数の解答・解説

互いに素・平方数の余り・倍数の証明・解の構成当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12

問題文について

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(1)、 が互いに素な整数であることを示す

答 は奇数なので両方とも整数で、差が だから最大公約数は

まず が奇数であることを言う。 が偶数だと左辺が偶数、右辺が奇数になって矛盾する。あとは2つの差が であることを使う。

は奇数。 は偶数なので は奇数である。よって は奇数で、 も奇数である。

整数であること。 が奇数なら も奇数なので、 と はどちらも偶数である。よって 、 はともに整数である。

互いに素。 を2つの正の公約数とすると、 は差

も割り切る。よって で、2つは互いに素である。

では 、 で、、 と互いに素である。

「整数であること」と「互いに素であること」の2つを示す。奇数であることがその両方の土台になる。

連続する2整数は互いに素、という形に持ち込む。 と は連続している。

(2) が の倍数であることを示す

答 で、( 奇数)、、 をそれぞれ示す

と素因数分解する。 は「奇数の平方は で割って 余る」から。 と は、 であることから を導く。

なので、 の倍数であることを順に示す。

の倍数。 (1) より は奇数である。 とすると

で、 は連続2整数の積だから偶数である。よって は の倍数である。

の倍数。 ① より は の倍数なので である。 を で割った余りは か で、 の余りはそれぞれ だから、 となるのは のときに限る。よって 。

の倍数。 同じく より である。 を で割った余りは のいずれかで、 の余りはそれぞれ

となる。 になるのは のときだけである。よって 。

はどの2つも互いに素なので、 は の倍数である。

で であり、確かに の倍数である。

と分けて、 と と を別々に示す。 をそのまま扱おうとしない。

から を出すところが要点である。 も をみたしうるので、法 ・法 では が平方数の余りに現れないことを確かめる必要がある。表を作るのが確実である。

平方数を で割った余りは の4通りである。 は現れない。

(3)① をみたす自然数の組 を1つ求める

答

(2) より と書ける。これを ① に入れて整理すると となり、 を小さいほうから試せる。

(2) より ( は自然数)と書ける。 なので

である。両辺を で割ると

となる。 を小さいほうから試す。

  1. :、。平方数でない。
  2. :、。 で平方数でない。
  3. :、。◯

のとき だから 、 である。

確かめ。

で一致する。よって である。

、 となっていて、、 である。(1) の「互いに素」から、 の素因数がどちらに振り分けられるかを考えると、この形に行き着く。

、 を全探索すると、① をみたすのは だけだった。

「1つ求めよ」なので、見つけたら代入して確かめれば十分である。すべて求める必要はない。

をそのまま探すと まで届かない。 に直して で探すと手が届く。

なので、 が を割り切る必要がある。 はこれをみたす。

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