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九州大学 2020年度 前期日程 理科系
第5問 積分法の解答・解説
立体の切り口・体積・回転体・最大最小の半径当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12
問題文について
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(1) のとき、平面 で を切った断面積 と、 の体積を求める
答、体積は
まず分ける平面の式を出す。 軸を含む平面は の形で、 を通ることから と決まる。 は の側である。
と分ける平面。 は
である。 軸()を含む平面は と書ける。 を通るので 、。よって平面は
である。( の円)では なので、 を含むのは の側である。また円板上では なので となり、 の条件は自動的にみたされる。したがって
である。
断面積。 で切ると、 より は ()を動く。各 に対して は から まで。よって
すなわち
である。
体積。
である( は半径 の半円の面積 )。
は「幅 × 高さ( の平均 )」とも読める。断面の台形は上底 、下底 、幅 の台形で、面積は である。
を数値積分すると で、 と一致した。
「 軸を含む平面」なので、平面の式に が入らない。 から始める。
がどちら側かは ( の円板)が入るかで決める。 の側である。
は効かない。円板上で だから、 が自動で成り立つ。
(2) を 軸のまわりに1回転させてできる立体の体積を求める
答
での断面( 平面内の台形)を原点のまわりに回すと、原点からの距離の最小・最大で決まる円環になる。領域はつながっているので、その間の距離はすべて現れる。
での の断面は、 平面内の
という台形である。 軸のまわりの回転は、この平面内で原点のまわりに回すことに当たるので、回転後の断面は「 に現れる原点からの距離 の値」で決まる。 は連結だから、 の値は最小から最大まですべて現れ、断面は円環になる。
最小。 より で、 で 。よって 。
最大。 より で、 で等号。よって 。
したがって回転後の断面積は
である()。これを積分して
すなわち
である( ほど)。
数値積分で 、 と一致した。 万点のモンテカルロでも になった。
回転体の断面は「最小から最大までの円環」である。領域がつながっていることを言っておくと、穴あきにならない理由がはっきりする。
最大は台形の角 でとる。 の上限が なので、 が最大のところで も最大にできる。
である。偶関数なので としてもよい。
の項が出るのは に が入るからである。答えに と が混ざる。
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