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京都大学 2022年度 前期日程 理系

第5問 積分法・微分法の解答・解説

cos³x の積分・最大値の一意性・不等式の証明・因数分解当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/12時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)(、 軸、 軸で囲まれた図形の面積)を求める

答

として で置換するのが定石である。

で だから

である。 とおくと 、 で なので

である。

万点の数値積分で となり、 と一致する。

は3倍角()を使って としてもよい。どちらでも になる。

(2) が最大値をただ1つの でとることを示し、 を示す

答 で、 は狭義減少かつ符号が変わるので零点はただ1つ。そこで を使う

長方形 は縦 、横 なので である。微分すると がくくり出せて、残りの因子 の符号だけを見ればよい。 が狭義減少であることを示せば、零点の一意性が出る。

、、 なので、長方形 の面積は

である。

微分する。

である。 では なので、 の符号は の符号で決まる。

は狭義減少。

である(、、)。また

なので、中間値の定理と狭義単調性より となる がただ1つ存在する。 で ( は増加)、 で ( は減少)だから、 は でただ1つの最大値をとる。

値を書き直す。 より 、すなわち

である( で )。これを代入して

を得る。

OPQRπ/2
と、面積が最大になる長方形 ()。網かけが 、長方形の面積が 。

の最大を 万点で探すと ()で、そこでの は (ほぼ )、 となり一致する。

から をくくり出す。 なので符号には効かないが、くくり出さないと零点が見えにくい。

が狭義減少であることまで言えば、零点が1つしかないことが出る。中間値の定理だけでは「少なくとも1つ」しか言えない。

では 、 でも なので、最大は内部でとる。開区間なので端の値は比べなくてよい。

(3) を示す

答(すなわち )を示せばよく、それは ()から従う

を だけの不等式に直す。 とすれば の4次不等式になり、 が境目だと分かる。あとは を の単調性で示せばよい。

(1)(2) より

である。 だから、示すべき不等式は

である。 とおくと なので

を示せばよい。 なので で割り切れて

である。 では

なので

である。 だから、これは と同値である。

を示す。 (2) の は狭義減少で だから、 を言えばよい。

で、 は と同値である。、 より なので である。よって 、したがって である。

以上より

が示された。

実際には 、 で、 よりかなり小さい。()がちょうど等号になるように が選ばれている。

、、 である。。 も確かめた。

という数は で になるように作られている。 に気づけば因数分解の方針が立つ。

の値そのものは求まらない。 の単調性を使って「 より大きい」とだけ言うのが要点である。

は平方して比べる。 などの粗い評価で十分である。

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