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東京科学大学 2024年度 前期日程 理系
第4問 確率の解答・解説
偶奇の確率・母関数のアイデア・積の形の確率・e の定義当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/13
問題文について
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(1) を正の整数とし、 を 枚の硬貨とする。各 に対し を投げて表が出る確率を 、裏が出る確率を とする。この 枚を同時に投げ、表が出た枚数が奇数であれば成功、というゲームを考える。 のとき、成功する確率 を求める
答
「表の枚数が偶数の確率 」と「奇数の確率 」について、 と の2本を立てる。 は積の形になる。
枚のうち表の枚数が偶数である確率を 、奇数である確率を とする。 である。
を追う。 1枚増やすとき、表(確率 )なら偶奇が入れかわり、裏(確率 )ならそのままである。したがって
である。硬貨 枚のときは表 枚(偶数)なので である。よって 枚では
となり、 と合わせて
である。
代入する。 では なので、積は で
である。
を全部掛けた式に と を入れた、と見ることもできる。 で 、 で である。
で直接計算した確率と一致した( で )。
(2)()のとき、成功する確率 を求める
答
(1) で得た式に代入する。 となり、積が次々に約分される。
なので
である(隣どうしが約分されて両端だけ残る)。よって
である。
で直接計算した確率と一致した( で )。
なので確率として正しい。 である。
(3)( は正の整数)で、 では 、 では 、 では とする。成功する確率を とするとき、 を求める
答
(1) の積は3つのかたまりに分かれ、それぞれ の形になる。これは に収束する。
は3つのかたまりでそれぞれ
- : が 個
- : が 個
- : が 個
である。したがって (1) の式より
である。
極限。 一般に である( の形に直せばよい)。これを3つに使うと
なので、積は
に収束する。したがって
である。
で、 よりわずかに小さい。表の総期待枚数が と有限にとどまるので、偶奇がきれいに半々にはならない。
で となり、 に近づいた。
を3つのかたまりに別々に使う。指数の和が になる。
では となる硬貨があるが、極限を考えるので が大きいところだけ見ればよい。
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