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東京科学大学 2024年度 前期日程 理系

第2問 微分法・積分法の解答・解説

連立微分方程式・保存量・対数の微分・曲線の長さ当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/13

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/13時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)実数全体を定義域にもつ微分可能な関数 が 、、、、、 を満たすとする。 とするとき、 を求める

答

そのまま微分して条件を代入するだけ。2つの項がちょうど打ち消す。

合成関数の微分より

である。、 を代入すると

である。

なので は定数で、 より、つねに である。つまり点 は単位円の上を動く。これが以下の鍵になる。

、 で確かめると で一定だった。

(2) とするとき、 が定数関数であることを示す

答

の中を差に分けて微分する。(1) で得た を使うと、分母と分子がきれいに消える。

なので 、 であり、 と書ける。微分すると

である。(1) より 、すなわち であり、 だから

である( なので 、割ってよい)。よって は定数関数 である。

数値微分でも で一定だった。

の微分で の側は符号が2回変わる(中身の微分が 、 の前にマイナス)。結果は足し算になる。

(3) を求める

答

(2) より である。 の定義式を について解けばよい。

(2) より なので である。 だから

である。したがって

であり、 について解くと

である。分母・分子を で割ると

である。よって である。

、そして である()。確かに 、 で、、 も成り立つ。

だった。

(4) となる正の実数 に対して、媒介変数表示された平面曲線 ()の長さを求める

答

長さの式 に代入すると、(1) のおかげで根号がきれいに外れる。そのあとは を変数にとって置換する。

、 なので

である((1) で )。 だから で、長さは

である。 より と置換できて

である()。あとは を求める。 かつ 、 より

である()。したがって

である。

t = 0t = T
(1) より点 (f(t), g(t)) は単位円の上を動く。t = 0 では (1, 0)、t = T では (1/√2, 1/√2)。太い弧がその道のりで、中心角 45°、半径 1 なので長さは π/4。

答えが「単位円の ぶんの弧」になっているのは偶然ではない。(1) から点は単位円上を動き、速さ で進むので、長さは中心角そのものになる。

で数値的に長さを求めると で、 と一致した。

根号の中を とまとめるのが要点。(1) がここで効く。

の符号は から決まる。 は不適。

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