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東京科学大学 2022年度 前期日程 理系

第3問 図形と方程式の解答・解説

直角三角形の頂点の軌跡・三角関数の合成・道のり・領域に入らないことの証明当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/13

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/13時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1) は を満たす実数とする。 および を満たす直角三角形 が、、、 は第一象限内、という条件のもとで から まで動くとき、 はある直線上を動くことを示し、その直線の方程式を で表す

答 は直線 (すなわち )の上を動く

がつねに成り立つことに気づくのが出発点。すると と決まり、 から の向きを だけ回した向きに進めば が得られる。

である。 によらず なのがこの問題の仕掛けである。

、 の直角三角形なので

である。 は単位ベクトルなので、これを だけ時計回りに回した単位ベクトルは

である。したがって

である(反時計回りに回すと が第一象限に入らない)。 座標を積和の公式で整理すると

となる。よって

である。これは原点から向き に進んだ点なので、 は原点を通る直線

の上を動く。 では なので であり、 は確かに第一象限にある。

と を4通りずつとって と を計算すると、 と になった。

( によらない)が効く。これがないと が に依存してしまう。

回す向きは2通りあるが、第一象限という条件で一方に決まる。

(2) から までの間に点 が動く道のりを で表す

答

は直線上を往復するので、速さは 。絶対値を外すために で区切る。

(1) より ( が単位ベクトルなので)である。 は一直線上を動くので、道のりは

である。 なので で符号が変わる。

である()。合わせて

である。

は のとき原点から最も遠い()。そこまで進んでから引き返すので、「行き + 帰り 」という形になっている。

で数値積分すると、 と小数9桁まで一致した。

は往復するので、始点と終点の距離ではなく道のり(絶対値の積分)を求める。

(3) 平面内において連立不等式 、 により定まる領域を とするとき、点 は領域 には入らないことを示す

答 だが、 の最小値がちょうど

の2つの不等式を 、 と読みかえ、(1) の を代入する。両辺が でそろう。

とおくと、(1) より で である。 に注意して、 の条件は

  1. :、すなわち
  2. :、すなわち

となる。つまり

である。

一方、 のとき は から まで動く。 はこの範囲で両端が最小になるので

である。したがって となることはなく、 は に入らない。

は2つの円(直径が と 、 と )の内部の共通部分である。 はその「ぎりぎり外側」を通り、 と では の境界上に来る。

を2万分割して調べても、 が に入ることは一度もなかった。

で割れるので、2乗の不等式が1次の不等式に落ちる。ここを丁寧に。

の最小値を取るのは区間の端。中央の では最大になる。

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