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東京科学大学 2020年度 前期日程 理系

第5問 積分法・極限の解答・解説

部分積分による漸化式・はさみうちと極限・次の項までの展開・漸近展開当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/13

問題文について

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(1) を正の整数とし とおく。 を と を用いて表す

答

部分積分を2回。、 なので境界項がきれいになる。

とおく。

である。 なので境界項は である。もう一度部分積分すると

である()。したがって

で、 なので

である。

で の級数から分数で出した値と比べると、小数30桁まで一致した。

(2) を限りなく大きくするとき、数列 の極限値 を求める

答

を部分積分すると、残る積分が で押さえられる。

とする。 なので部分積分して

である()。残った積分は より

である。よって

である。

は に集中していく重み()なので、 は に近づく、と見ることもできる。

で だった。

(3)(2) の極限値 に対し、 を限りなく大きくするとき数列 が ではない値に収束する整数 ()を求め、そのときの極限値 を求める

答、、

(2) の計算に出た「残りの積分」をもう一段評価する。(1) を使うと、その積分が で書ける。

とおくと、(2) より

である。 を部分積分すると

である()。したがって

である。 なので

である。(2) を に使うと 、つまり なので

である。 が残らないためには でなければならず、そのとき

である。 が でない値に収束するのは 、つまり のときで、そのとき極限は である。よって で

である。

で で、 に近づいた。

を で書き直すのが鍵。(1) の部分積分がそのまま使える。

でないと が発散する(または に収束してしまう)。

(4)(2) と (3) の極限値 に対し、 を限りなく大きくするとき数列 が ではない値に収束する整数 ()を求め、そのときの極限値を求める

答、、、極限値は

(3) で得た をもう一段展開する。 という展開が効く。

(3) の式を 倍の形に直すと、、 より

である。 を入れて とすると、 が消えて

である。ここで ()とおくと

である。(3) より であり、また

なので

である。 とこの第1項が打ち消すには でなければならず、そのとき

である。これが でない値に収束するのは 、つまり のときで、そのとき

であり( ✓)、極限値は

である。

まとめると という展開が得られたことになる。

で で、 に近づいた。

を と展開する。 と見てしまうと次の項が出ない。

なので と は連続しない(、)。

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