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東京科学大学 2020年度 前期日程 理系
第4問 積分法の解答・解説
斜めの直線のまわりの回転・垂線の足・断面積の積分・パップス・ギュルダンでの確認当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/13
問題文について
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(1) を正の奇数とし、曲線 ()と 軸で囲まれた部分を 、直線 を 、 のまわりに を1回転させてできる回転体を とする。 に対して点 を 、 から に下ろした垂線と 軸の交点を とするとき、線分 を のまわりに1回転させてできる図形の面積を の式で表す
答
は に垂直なので、回すと円環になる。外側と内側の半径は、 と から までの距離である。
に垂直な方向は である。 を通りこの向きの直線は で、 軸との交点は のときだから
である。
点 と の距離は なので
である( は奇数なので では 、また かつ なのでどちらも 以上)。
線分 は に垂直なので、回すと外半径 、内半径 の円環になる。面積は
すなわち
である。
この面積を使った積分が、パップス・ギュルダンの定理と一致した((2) 参照)。
が に垂直であることが効く。斜めの線分だと円環にならない。
は和と差の積で一気に簡単になる。
(2)(1) の結果を用いて、回転体 の体積を の式で表す
答
に沿った位置を とすると、断面積は (1) の円環の面積。 と の関係を微分して に直す。
上の位置を測る。 の方向ベクトルは なので、点 の 方向の座標は である。 と はどちらも
である(同じ垂線の上にあるので当然)。微分すると
で、 は とともに(広い意味で)増加する。 の位置での断面積が (1) の なので
である。 を整理して
である。
積分する。 なので
で、部分積分により
である。したがって原始関数は
である。 は奇数なので 、、 はどちらも 、 である。よって
である。差をとると
なので
である。
パップス・ギュルダンの定理でも確かめられる。 の面積は 、重心は なので までの距離は で、 ✓。
で数値積分すると 、、 で、式の値と小数9桁まで一致した。
と の関係を忘れない。 に沿った長さで積分する。
が奇数であることを使って三角関数の値を確定させる。偶数だと符号が変わる。
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