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大阪大学 2019年度 前期日程 理系

第3問 図形と方程式・積分の解答・解説

2次方程式の実数解条件・領域の図示・回転体の体積・場合分け当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/14

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/14時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)実数 が をみたしながら変わるとき、 平面上で点 が動く領域を とする。 が の点かどうか判定する

答 の点ではない

、 なら は の2解。実数解をもつ条件 を見る。

、 のとき、 は の2次方程式

の2解である。 が実数であるためには判別式が 以上、つまり

が必要である。 を入れると

である()。よって 、 をみたす実数 は存在しない。したがって は の点ではない。

だった。

はみたしている。条件を1つだけ見ると「 の点」と誤答する。実数であることの条件が先に効く。

(2) を図示する

答(したがって )。2つの放物線にはさまれた部分

実数条件 と を について解く。

が の点である必要十分条件は、 が実数解 (重解も可)をもち、かつ となることである。

  1. 実数解をもつ:、すなわち
  2. 、すなわち

逆に、この2つをみたす に対しては の2解 が実数で、、、 となる。よって

である。中身が空でない条件は

すなわち である。両端 では上下が一致して の1点になる。

(2√3, 3)(−2√3, 3)(2, √2)
網をかけた部分が A(境界を含む)。上の境界は放物線 y = x²/4、下の境界は放物線 y = (x²−6)/2 で、2 つは (±2√3, 3) で接するように出会う。(2, √2) は上の放物線より上にあるので A の外。

万組ずつ両向きに調べて、違反はどちらも 件だった。

「 が実数」を落とすと下の放物線だけの条件になり、領域が上に広がりすぎる。(1) はそこを確かめさせる小問。

逆の確認(条件をみたす が実際に作れること)を書いておく。必要条件だけでは図示の根拠にならない。

(3) を 軸のまわりに1回転してできる回転体の体積を求める

答()

を固定した断面が円板か円環かで3つに分ける。境目は と 。

、 とおく。 は 軸について対称ではないが で不変なので、 の部分を考えて2倍すればよい。

を固定すると、 の切り口は線分 である。これを 軸のまわりに回すと

  1. のとき():線分が 軸をまたぐので円板。半径は 。
  2. のとき():円環。外半径 、内半径 。

はつねに正しい。 と の大小は

で決まる。まとめると、 では

  1. :円板、半径
  2. :円板、半径
  3. :円環、外半径 、内半径

である。したがって

である。1つめは

である。2つめは

である。3つめは、被積分関数を整理すると

なので

である。3つを足すと

なので

である()。

断面積分で 、式の値も だった。

軸をまたぐ断面では、回転させると下側も上側もつぶれて円板になる。「外 ・内 の円環」と機械的に書くと の区間で誤る。

の境目を落とすと、 をひとまとめにしてしまい、半径の取り違えが起きる。

と の大小()を確かめてから区間を並べる。

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