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電気通信大学 2022年度 前期日程 情報理工学域

第2問 微分積分の解答・解説

対数微分法・値域と極限・定積分で和をはさむ・不等式の証明当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/14

問題文について

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(i)()の値域を求める

答

微分すると 。 で最小。

である。 は で、 では 、 では である。よって最小は

である。端のようすは

である( とおいた)。 で より小さい値から まで、 で から まで連続に動き、 は で実際にとる。したがって値域は

である。

万点走査すると最小は で、 と一致した。

(ii)()について と を求める

答、

。 と見て (i) を使う。

では である。

。 では (i) より なので

である。よって 、 である。

。 なので である。

で 、 で だった。

(iii) と を求める

答、

対数微分法。 を微分する。

なので とおける。両辺を微分すると

である。これを と書いてもう一度微分すると

なので

である。

で数値微分と一致した。

(iv) の極値を求める

答 で極大値 (極小値はない)

なので の符号は の符号。

なので、 の符号は の符号と同じである。これは で正、 で負なので、 で極大である。

が極大値である()。極小値はない。

極大(1, 1)y = 1
y = x^(−x) のグラフ(x > 0)。x → +0 で 1 に近づき、x = 1/e で極大 e^(1/e)、x = 1 で 1 を通り、そのあと 0 に近づく。点線は y = 1。

で、 と一致した。

(v) に対して を求め、自然数 に対して を示す

答。不等式は区間 ごとに評価して足す

(iii) より 。各区間で 、 を使う。

(iii) より なので

である。

不等式の証明。 を の整数とし、区間 を考える。

  1. この区間では なので
  2. (iv) より は で減少し、 だから、 で

である。よって

である(被積分関数は連続で、区間の内部で真に大きいので不等号は真になる)。左辺は だから、 から まで足すと左辺は途中が消えて

となる。 で割れば

である。(証明終わり)

をそのまま積分できるのが (iii) のごほうび。 の形にして足すと、望遠鏡のように中が消えて だけが残る。

で左辺・右辺を計算すると、すべて不等式が成り立った。

を使うために、区間の左端が 以上であることを確かめる。 なので でちょうどよい。

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