本文へ
大学別数学研究室
  • 独自の解答・詳解
  • 問題文は非掲載
  • 小問3問・無料

東北大学 2025年度 前期日程 理系

第4問 積分法の解答・解説

共通接線・対数関数と冪関数・面積・極限当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/12

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/12時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

問題を転載している非公式サイトへのリンクは、当サイトでは行っていません。

(1) を正の整数、 を正の実数とし 、 とする。 と が共有点をもち、その点での接線が一致するとき を求める

答

接点を として「値が等しい」「微分係数が等しい」の2本を立てる。微分係数の式から が出て、これを値の式に入れると が一発で決まる。

接点の 座標を とする。条件は

である(、)。② の両辺を で割って を掛けると

である。これを ① に入れると 、つまり

である。 から なので

である。 で条件に合う。

接点では なので、共有点の座標は である。 によらず 座標が になる。

で 、、 になった。

②(微分係数が等しい)から先に を取り出すのが早い。①②を連立して を消そうとすると回り道になる。

(2)この2つの曲線と 軸で囲まれた部分の面積 を求める

答

は でつねに正、 は で 軸を横切る。囲まれた部分は では 軸と のあいだ、 では と のあいだになる。2つに分けて積分する。

(1, 0)接点y = axⁿy = n log x
n = 2 のときの y = n log x と y = ax^n(a = 1/e)。2曲線は (e^{1/n}, 1) で接する。網かけが囲まれた部分で、x 軸・2曲線が境界。

とおく。 は で正、 は で になる。また

である( で接するので差は 以上で、等号は のみ)。したがって囲まれた部分は、 では 軸と のあいだ、 では と のあいだである。

第1項。 に注意して

である。

第2項。 なので

である()。よって

で、括弧の中は

だから

である。

なら である。 が直線 になる場合で、手計算でも確かめやすい。

で数値積分すると 、式の値も だった。

で だが、囲まれた部分の下側の境界は 軸なので、 の積分は からでよい。

を使うと となって が約分される。 を代入し続けるより式が軽い。

(3) を求める

答

は の形なので、通分して1つの分数にまとめる。 とおいて を使う。

通分すると

である。 とおくと なので

である。ここで であり、()だから である。よって

である。

もう少し細かく見ると から なので である。 で 、 で と、確かに のペースで に近づく。

で 、 で となり、 とよく合った。

と の差なので、そのままでは不定形。1つの分数にまとめてから を使う。

だけでは足りない。 が と同じ速さで に行くことを使う。

2025年度の全6問をまとめて読む

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。解答は当サイトで検算していますが、誤りが残っている可能性はあります。掲載方針

当サイト運営者が制作した教材

同じ形式の問題を、5回分

合格答案をつくる 東北大理系数学 2027 Vol.1の表紙

合格答案をつくる 東北大理系数学 2027 Vol.1

東北大理系数学の出題を分析して書き下ろした予想問題集です。過去問そのものは入っていません。 本番と同じ試験時間・大問構成で5回分、 解答・詳解・別解に加えて、 小問ごとの加点・減点つきの採点表を収録しています。

Amazonで見る全2巻を見る¥2,695・102ページ・2026年7月27日発売

中身を試し読みする

扉・問題・解答などを、それぞれ抜粋して掲載しています。連続したページではありません。画像を押すと拡大できます。

抜粋をPDFでまとめて見る

関連するページ