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名古屋大学 2024年度 前期日程 理科系

第3問 空間ベクトルの解答・解説

内積・垂線の足・領域の最短距離・境界での最小当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理科系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/05時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)内積 、、 を求める

答、、

成分を出して計算するだけ。以降ずっと使う値なので、ここで押さえておく。

なので

である。

なので2つは垂直でない。また なので平行でもなく、平面 がきちんと定まる。

成分から直接計算して を確かめた。

は である。原点からのベクトルと取り違えない。

(2)原点 から平面 に下ろした垂線の足を とするとき、 を と で表す

答

とおく。 が に垂直、つまり とも とも直交する、という2本の式を立てる。

とおくと である。

なので 、 である。

の条件は かつ で、(1) の値を使うと

である。2本目を で割って 、 を1本目に入れると

で、。よって

である(座標では )。

なので、 は領域 ()には入っていない。(4) で 上の最短を別に考える必要があるのはこのためである。

について 、 を確かめた。

「 が平面に垂直」であって「 が垂直」ではない。基準点 を足し忘れない。

(1) で求めた3つの内積をそのまま使うと連立方程式が立つ。成分に戻さなくてよい。

(3)領域 上の点 に対して、線分 上に ( は非負の実数)をみたす点 が存在することを示す

答 とすると が をみたす

線分 上の点を ()と書き、 の係数を にする を探す。

()とする。線分 上の点 は を使って

と書ける。

の係数を に。 を解くと 、すなわち

である。 より で、確かに線分上にある。この に対して

で、 より である。よって を に対応する点にとれば

となり、題意の が存在する。

は「 から 方向に伸ばした半直線」の上の点で、これは の境界( の側)そのものである。つまり「 の任意の点から に向かうと、途中で必ず境界を横切る」と言っている。

で として線分上の点を計算すると、いずれも と一致し、 も成り立った。

が に入ることを確かめる。 だから である。

も示す。、 から出る。

は の外にあるが、線分 の 側の部分は の中にある。境界を1回だけ横切る、という形になっている。

(4)領域 において原点 からの距離が最小となる点 の座標を求める

答(最小距離は )

は に垂直なので、 上の点 について である。だから に近いほど に近い。(3) の は線分 上なので より に近く、最小は半直線 上で起きる。

最小は 方向の半直線上にある。 なので、 上の点 について三平方の定理から

である。したがって は の増加関数である。(3) の は線分 上にあるので 、よって

である。つまり のどの点 をとっても、()の形の点でそれ以下の距離が実現できる。したがって最小を探すのは半直線

の上だけでよい。

1変数の最小。

である()。平方完成すると

なので、( なので条件内)で最小 をとる。

座標。

である。最小距離は ( ほど)。

を 通りに刻んで の最小を探すと (、)で、 と一致した。 で である。

は の外()なので、 が答えではない。(3) が「境界まで下げられる」ことを保証している。

の境界( 方向)だけ調べればよい。 の境界は (3) の議論でカバーされる( の点も の点なので、そこからさらに の半直線へ下げられる)。

なので端点ではなく内部の最小である。もし負になれば (つまり )が答えになる。

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