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名古屋大学 2023年度 前期日程 理科系

第4問 数列の解答・解説

多項式の係数・二項定理・係数比較・恒等式の証明当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/12

問題文について

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(1)等式 を示す

答 に を代入する

係数の和は を代入した値である。左辺の積が階乗になる。

に を代入すると

であり、右辺は

である。よって が成り立つ。

で係数を展開して足すと となり、 と一致した。

は定数項をもたない( が因数)。だから和は から始まる。

を入れると で、 個の連続整数の積になる。

(2)等式 を示す

答 に二項定理を使うだけ

の式の に を代入し、 を二項定理で展開する。

は恒等式なので、 を に置き換えてよい。

である。二項定理より

なので、代入して

である。

で を展開すると で、右辺の計算と一致した。

でもあるが、ここでは係数の形が欲しいので展開した式のほうを使う。

二項定理の和は から始まる。 の項(定数項)を落とさない。

(3) に対して を示す

答 の両辺で の係数を比べる

なので、 を掛けると になる。右辺は (2) で展開済みなので、係数比較すれば終わる。

だから

である。(2) の式に を掛けると

である。

の係数を比べる。 左辺 の の係数は である。

右辺で となるのは のときだけ。 が必要なので は 以上 以下を動き、係数は

である。 を と書き直して

が成り立つ。

は「 個のものを 個の輪に分ける場合の数」(第1種スターリング数)である。この等式はその組合せ的な意味からも説明できるが、ここでは多項式の係数比較だけで済む。

、 のすべての組で、左辺と右辺を整数のまま計算して一致した。

に気づくのが要点。 は から までの積である。

和の範囲が になるのは、 が で だからである(あるいは二項定理の和が だから)。

左辺の添字は 、右辺は ()から を選ぶ。1つずれるので気をつける。

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