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九州大学 2019年度 前期日程 理科系

第5問 複素数平面の解答・解説

1次分数変換・軌跡・絶対値・除外点当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12

問題文について

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3条件 (ア)(イ)(ウ) をみたす を求め、さらに を求めて複素数平面上に図示する

答、、。 は単位円から点 を除いたもの

(ア) は の2本の式で、辺々足し引きすると と が で表せる。(イ) は「虚軸上のすべての で 」を の恒等式にすると に落ちる。最後に (ウ) で が1つに決まる。

(ア) から 。 で より

で より

である。①② より 、すなわち

①② より 、すなわち

である。よって である。

(イ) から 。 ( は実数)とおく。 として

である。両辺を2乗すると

となる。これがすべての実数 で等しいので、 の2次式として係数を比べて

すなわち

である。

(ウ) から 。 なので と書ける。 となる があるかを調べる。

である。 のとき だから

となる(分母分子に を掛けた)。 なら なので は実数であり、この に対して になってしまう。これは (ウ) に反する。

(分母が になる心配はない。 は で、これが実数になるのは が純虚数のときだけだが、仮定より除かれている。)

よって

である( は実数なので「純虚数でない」をみたす)。

を求める。

である。分子と分母は互いに共役なので である。偏角を見ると、 の偏角を (、)として の偏角は だから

である。 が実数全体を動くと は 全体を動くので、 は 全体を動く。したがって

すなわち単位円から点 を除いたものである。確かに (イ)(ウ) をみたしている。

1 (z = 0)i (z = i)-i (z = -i)-1 は除く
軌跡 。単位円のうち、点 だけが抜けている( 印の位置)。 のとき 、 のとき で、 の を に飛ばすと は に近づくが決して届かない。

で 、 を確かめた。 を から まで 刻みで動かすと が 以内で成り立ち、偏角は までしか届かず、 への最接近は だった。 を単位円周上の他の点()にとると、 でちょうど になった。

(ア) の2本は足し引きすると と が別々に出る。連立を正面から解かない。

(イ) は「虚軸上のすべての点で」なので、 についての恒等式として係数比較する。1点で成り立つだけでは足りない。

(ウ) は「 なら が に入ってしまう」という形で使う。 を1つに決めるのはこの条件だけである。

は単位円全体ではない。点 が抜けることを図でも示す。 の極限が で、到達しない。

「 は純虚数でない」という仮定は、分母 が虚軸上で にならないことを保証している。

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