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京都大学 2023年度 前期日程 文系
第1問 確率/式の計算の解答・解説
余事象・3乗根の有理化・整式の割り算・反復試行当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/12
問題文について
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問1さいころを 回投げたとき、出た目の積が で割り切れる確率を求める
答
は素数で、 から のうち の倍数は だけである。だから積が で割り切れるのは「少なくとも1回 が出る」ときで、余事象をとるのがいちばん速い。
は素数なので、積が で割り切れるのは、因数に をもつ目が少なくとも1回出るときである。 のうち の倍数は だけだから、条件は
である。余事象は「 回も が出ない」で、各回 以外が出る確率は だから
である。
で 、 で である。 を大きくすると に近づく。
について 通りの出目をすべて列挙して積が の倍数になる確率を数えると、 となり、 と完全に一致する。
「積が の倍数」を「積が 以外の素因数をもたない」などと読み違えない。 が1回でも出れば、他の目が何であっても積は の倍数である。
が素数であることが効いている。たとえば「積が で割り切れる」なら、 が2回出る場合なども数えることになり、余事象だけでは済まない。
問2 の分母を有理化する
答
とおくと 、 で、分母は の2次式になる。かける相手も の2次式 とおき、、 を使って展開してから、 と の係数が消えるように を決める。
とおく。、、 なので、分母は である。
かける式を探す。 を掛けて展開し、、 で次数を下げると
となる。 と の係数を にすればよいので
を解く。1本目から 、これを2本目に入れると で である。 ととると
となる。このとき定数項は
なので
である。
有理化する。 分母・分子に を掛けると
すなわち
である。
と の関係から がきれいに残る。問題の分子が なのはそのためである。
、 として、もとの式は 、答えの式は で一致する。 を数値で計算すると になる。
が出てくるので、 と下げる。 だけ使って止めないこと。
は比だけ決まるので、分数を避けられる をとる。 でも最後に約分すれば同じ答えになる。
のような形を「 の因数分解」で消そうとしても、項が3つあるので1回では消えない。連立方程式で係数を決めるほうが確実である。
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