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東京科学大学 2025年度 前期日程 理系

第4問 数列・三角関数の解答・解説

フィボナッチ数列・カッシーニの等式・tan の加法定理・望遠鏡和当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/13

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。理系の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/13時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)数列 を 、 で定め、数列 を ()で定める。 に対して を求める

答

とおいて を で表すと、 という簡単な関係になる。

()とおく。漸化式 より

すなわち

である。漸化式より なので

である。初項は

だから、 である。よって

である。

から まで直接計算すると だった。

を導くときは、 と のどちらを分解するか決めてから進める。

(2)( は整数)に対して を求める

答

の加法定理で を の式にし、(1) のカッシーニ型の等式で分母を書きかえる。

なので、加法定理より

である(分母・分子に を掛けた)。分子は である。したがって

である。

分子を整理する。 、 なので

である。

分母と比べる。 (1) を (奇数)で使うと 、すなわち

である。これを使うと

となり、分子と分母が一致する。よって

である。

から まで数値計算すると、どれもちょうど だった。

(1) を使う の偶奇に注意する。ここでは (奇数)なので右辺は である。

加法定理の分母 が でないことは、()から分かる。

(3)無限級数 を求める

答

(2) は ということ。角の範囲を確かめれば となり、和が望遠鏡式にたたまれる。

(2) より のとき

である。 では 、 なので 、 であり

である。 も にあり、 はこの区間で1対1だから

である()。したがって部分和は望遠鏡式にたたまれて

である。 より 、 なので である。また より 、よって である。したがって

である。最後に の項を足す。 より なので

である。

具体的には ということである。分母に現れるのは奇数番目のフィボナッチ数 である。

から まで足すと で、 に近づいた。

から と言うには、 がともに が1対1である区間に入っていることが要る。ここを確かめる。

の項 は (2) の関係に乗らない( が定義されていない)。別に足す。

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