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大学別数学研究室
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芝浦工業大学・前期・全学統一・後期日程

芝浦工大数学の
傾向と対策

2024〜2026年度(3年分)の過去問分析

合格答案をつくる 芝浦工大数学 2027の表紙この分析から
つくった問題集
試験時間
90分
大問数
4題
1題あたり
23分
解答形式
空欄補充

形式は全日程で共通

試験時間90分、大問4題、100点満点(B方式などの換算は下の表)。1 と 3 は空欄に答だけを書く空欄補充(各5空欄)、2 と 4 は答だけでなく過程も書く記述式である(2019〜2023年度の問題冊子の表紙に、試験時間・配点とあわせて明記されている)。この形式は、入手した26日程(2019・2020年度は前期3日程と全学統一日程、2021〜2023年度は全学統一日程、2024〜2026年度は前期3日程・全学統一日程・後期日程)のすべてで変わっていない。空欄の答はマーク式ではなく記入式で、「」「 の値の範囲は」のように、組や範囲や式をそのまま書かせる空欄も多い。

上の表は2027年度の一般入学者選抜要項と入試ガイドによる。大学が公表している出題方針は、この範囲から出題することと「記述式の問題を導入」することだけで、大問数や空欄補充の形式は公表されていない。

新課程では、旧課程で数学IIIだった複素数平面と2次曲線(楕円・双曲線・放物線)が数学Cに移った。数学Bの「統計的な推測」は出題範囲に含まれないが、数学Iの「データの分析」(平均・分散・四分位数・相関係数)は空欄補充の小問として出題されている(2024・2025・2026年度に計4回)。

項目内容(2027年度)
日程前期日程 2月1日・2日・3日(日ごとに募集区分が異なる)、全学統一日程 2月4日、後期日程 2月21日。数学はどの日程も1時限目(10:00〜11:30)
出題範囲数学I・II・III・A・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
配点前期・全学統一の A方式と後期日程は100点、前期・全学統一の B方式は200点(A方式と B方式は同じ問題)。システム理工学部数理科学コースは、A方式と後期日程で数学の得点を2倍(200点)に換算

日程による違いは「空欄の組み方」と「4 の分野」

日程で変わるのは形式ではなく、大問の中身の組み方である。

前期日程(2/1〜2/3)全学統一・後期日程
1・32〜3の題材をやや掘り下げる。1つの題材を5つの空欄で追う形もある互いに独立した小問を3〜5個並べる(小問集合)
2空間ベクトル・確率・数列・2次曲線・複素数平面など幅広い空間ベクトルが多い(後期は2024〜2026年度の3年連続)
415日程すべてが数学IIIの微分積分数学IIIの微分積分が中心だが、数学IIの面積も出る
難易度易〜標準。年に1題ほど「やや難」が入る易〜標準。1 は前期より易しめ

分野は「記述の2題」に偏りがある

26日程の記述式2題を分野別に数えると、次のようになる。

空欄補充の 1・3 は、数学I・A・II・B・C・IIIのほぼ全単元から出る。とくに整数(合同式・ 進法・不定方程式・最大公約数)は記述では出ていないが、空欄ではほぼ毎年出ている。データの分析は2024年度から空欄で出るようになった(計4回)。図形の性質(内心・角の二等分線・方べき)は空欄で多く、記述でも2019年度2/3〔2〕(メネラウスの定理)のように出る。いずれも取りこぼさないように準備しておきたい。

直近3年度の各大問の主題は次のとおりである(全学は全学統一日程、小問集合は互いに独立した 〜 問)。

それより前の年度(2019–2023年度)の主題も並べておく。旧課程の出題なので、複素数平面は数学III、ベクトルは数学Bの範囲として出ているが、内容は現行の数学Cとほぼ同じである。記述の 4 が数学IIIの微分積分に偏る傾向は、この頃から変わっていない。

大問分野(26日程中)特徴
2空間ベクトル 7、確率 5、数列 4、複素数平面 3、関数・領域 3、2次曲線 2、平面図形 2多くは誘導が細かく、(1)(2) は教科書の例題に近い。最終小問で最大・最小や証明が問われる
4数学IIIの微分積分 21、数学IIの微分積分 4、複素数平面 1面積・体積・曲線の長さ・速さ。置換積分と部分積分の計算力が直接問われる

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日程大問1(空欄)大問2(記述)大問3(空欄)大問4(記述)
2026 2/1比例式・内心と二等分線複素数の回転と極限平行六面体のベクトル と部分積分
2026 2/2集合・楕円と三角形・期待値対数と等差数列正弦定理と合成・定積分面積と 軸回転体
2026 2/3三角関数と剰余・四分位範囲楕円の接線と最小直線の交点の数・共通接線変曲点・逆関数と面積
2026 全学小問集合さいころと単位ベクトル小問集合 の最小
2026 後期小問集合空間の法線と正射影小問集合放物線の2接線と面積
2025 2/1二等分線・対数・漸化式確率漸化式と極限複素数平面媒介変数曲線の速さと面積
2025 2/2領域・不定方程式・数え上げ空間ベクトルと体積次数下げ・集合・2進法と複素数極値と面積
2025 2/3内心・円の接線空間のなす角の最小・相関係数曲線の長さと接線
2025 全学小問集合反復試行と確率の最大小問集合2次曲線が囲む面積
2025 後期小問集合直交する空間ベクトル小問集合2曲線の面積比
2024 2/1直線の角・場合の数・速さ対数の置換と3次関数定積分関数・木の数え上げ双曲線と回転体
2024 2/2方べき・確率・相関三角関数を含む数列の和内心と傍心のベクトル伸開線と面積
2024 2/3集合・3次関数・最大公約数線分の通過領域と体積等差数列・平面ベクトル複素数平面と区分求積
2024 全学小問集合空間の重心と共点小問集合絶対値つき2次関数の面積
2024 後期小問集合空間ベクトルと面積の最小小問集合 の積分評価

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日程大問1(空欄)大問2(記述)大問3(空欄)大問4(記述)
2023 全学小問集合非復元抽出の確率と和小問集合微分による不等式の証明
2022 全学小問集合和の計算と複素数平面小問集合空間の直線と回転体
2021 全学小問集合漸化式と数学的帰納法小問集合極形式と分数関数の最大
2020 2/1合同式・ベクトル・桁数立方体を削る操作と体積の数列複素数平面・三角関数絶対値つき積分の最小
2020 2/2確率・2次関数・内接四角形内心と面積(ベクトル)対数方程式と分数関数・平面上の運動 の積分と級数
2020 2/3複素数平面の円・2次不等式・立方体確率漸化式領域と最大・2倍角アステロイドの長さ
2020 全学小問集合極形式と漸化式小問集合場合分けされた定積分の最大
2019 2/1命題・条件付き確率・漸化式放物線と直線・領域合成・空間ベクトル・極形式曲線の長さと逆関数
2019 2/2確率(並べ方)・解の配置・漸化式楕円の接線と距離内心の位置ベクトル斜軸回転体の体積
2019 2/3無理数・ニュートン法・確率メネラウスの定理と面積比解と係数・高次導関数・複素数三角関数の面積と解の個数
2019 全学小問集合平面の方程式(証明)小問集合絶対値つき関数と面積

芝浦工大数学の対策の進め方

芝浦工大の数学は、出題の形が年度をまたいでよく似ています。だから形式と頻出分野を先に押さえてから演習するほうが、いきなり過去問に入るより速く仕上がります。

  1. 芝浦工大数学の出題形式と頻出分野をつかむ

    芝浦工大の数学は90分で大問4題、空欄補充です。単純に割ると1題あたり約23分で、見直しの時間を引くと実際にはもっと短くなります。

  2. 年度別の出題一覧で、過去問を解く順番を決める

    このページの年度別の表を見て、出題の多い分野から過去問に当たると、手をつけた順に積み上がります。

  3. 本番と同じ形式で、答案を仕上げる

    最後は本番の形式で通して解き、答案として書ききる練習をします。合格答案をつくる 芝浦工大数学は、この分析をもとに書き下ろした予想問題5回分に、どこで何点入るかを示した採点基準を付けたものです。

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合格答案をつくる 芝浦工大数学 2027から、4ページを抜き出して載せています。扉・問題・解答などを、それぞれ抜粋して掲載しています。連続したページではありません。画像を押すと拡大できます。

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芝浦工大数学について、よくある質問

芝浦工大(前期・全学統一・後期日程)の数学は何分で何題ですか?
試験時間は90分、大問は4題、解答形式は空欄補充です。単純に割ると1題あたり約23分で、見直しの時間を引くと実際にはもう少し短くなります。
芝浦工大の数学は記述式ですか?
芝浦工大(前期・全学統一・後期日程)の数学の解答形式は空欄補充です。
芝浦工大の数学の過去問は何年分さかのぼるべきですか?
このページでは2024〜2026年度の3年分を年度別・分野別の表に整理しています。まとめて並べると、分野の配置や小問の型がどこまで固定されているかが見えてきます。

合格答案をつくる シリーズ

芝浦工大数学の予想問題集

このページの2024〜2026年度(3年分)の出題分析をもとに書き下ろした、芝浦工大数学のオリジナル予想問題集です。本番と同じ形式の問題に加えて、どこで何点入るかを示した採点基準と別解を収録しています。

非公式の自作教材です。芝浦工業大学とは関係ありません。価格・在庫は Amazon の表示が優先されます。

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