名古屋市立大学・薬学部・中期日程
名市大薬学部数学の
傾向と対策
過去問の出題分析
分析からつくった予想問題集
令和9(2027)年度の名古屋市立大学薬学部一般選抜は、薬学科・生命薬科学科とも公立大学中期日程で実施される。個別学力検査は外国語・数学・理科の3教科で、各200点、数学の直近の試験時間は80分である。
よく出る分野(出題された題数)
- 微分積分・関数・面積体積8
- ベクトル・空間図形6
- 確率・場合の数4
名市大薬学部数学の頻出分野
8年分で、その分野が出た題数。棒が長い分野ほど、繰り返し狙われています。
- 微分積分・関数・面積体積8題
毎年。増減・凹凸、接線、面積・回転体、媒介変数が中心。 2019年度は3題中2題がこの分野だった
- ベクトル・空間図形6題
2021年以降は毎年。内積から長さ・面積・体積へ進む
- 確率・場合の数4題
状態遷移、積の数え上げ、期待値、整数の個数を扱う
- 数列・漸化式3題
連立漸化式または複素数と結び、極限や面積和まで問う
- 複素数平面3題
回転・拡大縮小、極形式、図形的意味を一体で問う
- 2次曲線(楕円)1題
2019年度のみ。最大値→接線→面積→回転体と一続きに問われた
試験の基本情報
令和9(2027)年度の名古屋市立大学薬学部一般選抜は、薬学科・生命薬科学科とも 公立大学中期日程で実施される。個別学力検査は外国語・数学・理科の3教科で、各200点、数学の直近の試験時間は80分である。
数学の出題範囲は、数学I・数学II・数学III・数学Aの全範囲、数学Bの「数列」、数学Cの「平面上の曲線と複素数平面」「ベクトル」である。
8年分から見える骨格
2019–2026年度の8年分(すべて薬学部・中期日程)を分野別に集計すると次のようになる。
1年あたりの小問数は8〜11問で、8年平均は約9.9問である。大問の前半は教科書事項を正確に使えば取れる一方、後半では「前小問の結果を使って一般化する」「場合分けを閉じる」「積分を最後まで整理する」力が必要になる。
| 分野 | 8年中 | 出題の特徴 |
|---|---|---|
| 微分積分・関数・面積体積 | 8 | 毎年。増減・凹凸、接線、面積・回転体、媒介変数が中心。 2019年度は3題中2題がこの分野だった |
| ベクトル・空間図形 | 6 | 2021年以降は毎年。内積から長さ・面積・体積へ進む |
| 確率・場合の数 | 4 | 状態遷移、積の数え上げ、期待値、整数の個数を扱う |
| 数列・漸化式 | 3 | 連立漸化式または複素数と結び、極限や面積和まで問う |
| 複素数平面 | 3 | 回転・拡大縮小、極形式、図形的意味を一体で問う |
| 2次曲線(楕円) | 1 | 2019年度のみ。最大値接線面積回転体と一続きに問われた |
2019年度だけに現れた2つの形式
直近7年(2020–2026年度)は大問3題がすべて誘導つきの独立した主題で、ベクトルと微分積分を軸に確率・数列・複素数平面が入れ替わる形に固まっている。ただし最も古い2019年度だけは次の2点が異なっており、出題範囲に含まれる以上、いつ復活してもおかしくない。
なお2019年度は文字定数だけで全問を答えさせる構成で、【2】は5小問すべてが の式、【3】も定数 を含む。数値を代入して終わりにしない訓練が要る点は、2021・2024・2025・2026年度とも共通している。また【3】(3) は「曲線と直線の概形を同一平面上に描け」で、2026年度【3】(1) の「概形をかけ」と合わせ8年中2回、図をかかせる設問が出ている。
| 2019年度の特徴 | 備えかた |
|---|---|
| 小問集合の大問 | 【1】が独立2問(球の体積と表面積の比から整数を決める問題、指数関数 の係数決定)。誘導がないぶん、 方針を自分で立てて短時間で片づける力が要る |
| 2次曲線 | 【2】が楕円 。数学C「平面上の曲線」は範囲内である。楕円は円を一方向に拡大縮小したもの と見ると、面積・体積が円の計算に帰着する |
合格答案に必要な3つの動作
| 動作 | 答案で実行すること |
|---|---|
| 式を置く | ベクトルの成分表示、確率の状態、接線の方程式など、計算の出発点を明記する |
| 条件を閉じる | 範囲、正負、等号条件、必要十分の逆向きを書き、候補の混入を防ぐ |
| 結論を戻す | 補助変数や漸化式の答で止めず、設問が求めた座標・面積・確率・極限へ戻す |
名市大薬学部数学の対策の進め方
名市大薬学部の数学は、出題の形が年度をまたいでよく似ています。だから形式と頻出分野を先に押さえてから演習するほうが、いきなり過去問に入るより速く仕上がります。
名市大薬学部数学の出題形式と頻出分野をつかむ
名市大薬学部の数学は80分です。出題を分野別に数えると微分積分・関数・面積体積・ベクトル・空間図形・確率・場合の数が多く、ここが得点源にも失点源にもなります。
年度別の出題一覧で、過去問を解く順番を決める
このページの年度別の表を見て、微分積分・関数・面積体積のように毎年出ている分野から過去問に当たると、手をつけた順に積み上がります。
本番と同じ形式で、答案を仕上げる
最後は本番の形式で通して解き、答案として書ききる練習をします。合格答案をつくる 名市大薬学部数学は、この分析をもとに書き下ろした予想問題5回分に、どこで何点入るかを示した採点基準を付けたものです。
名市大薬学部数学について、よくある質問
- 名市大薬学部(中期日程)の数学は何分で何題ですか?
- 試験時間は80分です。
- 名市大薬学部の数学で頻出の分野はどこですか?
- 分析対象期間の出題を分野別に数えると、微分積分・関数・面積体積(8題)、ベクトル・空間図形(6題)、確率・場合の数(4題)が多く出ています。ページ内の分野別グラフで全体の偏りを確認できます。
合格答案をつくる シリーズ
名市大薬学部数学の予想問題集
このページの出題分析をもとに書き下ろした、名市大薬学部数学のオリジナル予想問題集です。本番と同じ形式の問題に加えて、どこで何点入るかを示した採点基準と別解を収録しています。
非公式の自作教材です。名古屋市立大学とは関係ありません。価格・在庫は Amazon の表示が優先されます。