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東北大学 2019年度 前期日程 文系

第3問 数列の解答・解説

積の形の漸化式・比の数列・数学的帰納法・等比数列当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/13

問題文について

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(1)数列 を 、、()で定めるとき、すべての正の整数 について が正であることを示す

答 ならば 。2つ前までを仮定する帰納法

漸化式は について解くと である。割り算をするので が要る。「連続する2項がともに正」を仮定する形の帰納法にする。

「 かつ 」という命題を について数学的帰納法で示す。

。 、 ✓。

。 かつ と仮定する。 なので漸化式を について解けて

である。分子は ( だから)、分母は なので である。よって「 かつ 」が成り立つ。

数学的帰納法より、すべての正の整数 で である。

分数のまま まで計算すると、すべて正の整数だった。

を求めるのに で割るので、 が要る。「正である」を仮定に入れておけばそこも同時に片づく。

仮定は1項ではなく連続する2項。 は と の両方から決まるためである。

(2)一般項 を求める

答

漸化式を の形に直すと、「比の数列」が等比数列になる。

(1) よりすべての は正なので、割り算ができる。漸化式 の両辺を で割ると

である。 とおくと

なので、 は初項 、公比 の等比数列である。よって

である。

に戻す。 のとき、 である。それぞれ なので

である。指数の和は

なので

である。 のときもこの式は となり、正しい。

で となる。 が と2倍ずつになっているのが確かめられる。

この式は分数のまま計算した と完全に一致した。

は「積の形」なので、比をとるか対数をとるかで線形にする。そのまま展開しても進まない。

と書けるのは のとき。 でも式が合うことを最後に確かめる。

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