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東京大学 2025年度 前期日程 文科

第4問 積分法の解答・解説

絶対値を含む不等式・放物線で囲まれた面積・3次関数の最大・場合分け当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/11

問題文について

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で の最大値を求める

答( のとき)

上の境界 と下の境界 の差を積分する。絶対値は の符号で割れるので、 か かで形が変わる。 のときは を変数にとると、面積が の3次式になって扱いやすい。

とする。上の境界を 、下の境界を と書く。

のとき。 なので で

である。これが 全体で 以上になるのは 、すなわち のときで、そのとき

となり、 について減少する。 では区間が狭まるのでさらに小さくなる( として となり、やはり減少)。よって では の が最大である。

のとき。 とおくと、 で 、 で である。

()のときは 全体で となり

である( なので被積分関数は正)。これは増加するので、この範囲では の が最大である。

()のときは2つに分ける。 では 、 では で、どちらもこの範囲で正である。 を使うと

であり、

である。足すと

となる。微分すると

で、 で正、 で負。よって 、すなわち で最大になり

である。 は、ほかの範囲での最大 ()や ()より大きい。よって求める最大値は である。

x = 1/2x = −1/2
のときの領域(網かけ)。上の境界は 、下の境界は で、 で折れている。面積は 。

、、 で、数値積分の値 、、 と一致する。 を から まで 万等分した全探索でも、最大は ()で と合う。

では下の境界が で折れる。 をそのまま として積分すると、折れた部分のぶんだけ面積を取り違える。

そのものではなく を変数にとると、面積が の3次式になって微分しやすい。 の範囲 ()を忘れない。

では上下の境界が交わって区間が狭くなる。この範囲でも は減少し続けるので最大には関わらないが、場合分けとしては触れておく。

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