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東京大学 2025年度 前期日程 文科
第1問 図形と方程式の解答・解説
接線と法線・放物線と直線の交点・相加相乗平均・最小値当サイトの体感難易度:標準最終更新 2026/10/11
問題文について
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(1) の 座標を求める
答
放物線と直線の交点は、連立して2次方程式を解けばよい。ただし が解であることは分かっているので、因数 でくくれる。くくった残りがそのまま答えになる。
より なので、 における接線の傾きは である。 だから、これと直交する直線 の傾きは で
である。 と連立すると
となる。 は だから、 の 座標は である。
なら の 座標は 。 での法線は で、 を入れると となり、確かに放物線上にある。
(2) が正の実数全体を動くとき、 の 座標の最小値を求める
答( のとき)
(1) で作った「点の 座標 法線のもう一方の交点の 座標」という対応は、 の符号によらず の形で同じように使える。だから の 座標はこの対応を2回繰り返したものになる。 とまとめると、相加相乗平均で の範囲が決まり、あとは の増加関数になる。
の 座標を とすると、(1) と同じ計算( を に置きかえるだけで、 なら途中の式はそのまま通る)で、 の 座標は である。
とおくと で、 だから
となる。 での相加相乗平均より
で、等号は 、すなわち のときに成り立つ。また が正の実数全体を動くとき は 以上のすべての値をとる。
次に の増減を見る。 で、 では だから正である。よってこの関数は で増加し、 のときに最小になる。
したがって の 座標の最小値は である。
のとき 、 の 座標は 、 の 座標は 。 では 、 の 座標は でわずかに大きい。 を 万等分した全探索でも最小は ()だった。
(1) の公式を使い回すとき、 の 座標は負である。 を仮定して導いた式でも、途中で を使っているのは「接線の傾きが でない」ところだけなので、 ならそのまま成り立つ。
に相加相乗平均をもう一度使うと最小が のときになるが、 なのでその値はとれない。範囲の端で最小になることを、増加であることから言う。
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