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東京大学 2024年度 前期日程 文科
第4問 確率・場合の数の解答・解説
円に内接する多角形・余事象・組合せ・半円に収まる条件当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/11
問題文について
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選んだ4点を頂点とする四角形が を内部に含む確率 を求める
答
「中心を内部に含む」より「含まない」のほうが数えやすい。円に内接する多角形が中心を内部に含まないのは、4点が半円(中心を通る直線の片側)にまとめて乗っているときである。 が奇数なので対頂の点が存在せず、その数え方が重複なく進む。
正 角形の頂点に、円周に沿って と番号をつける。()とおく。
円周上の4点を頂点とする四角形が中心 を内部に含まないのは、4点が を通るある直線の片側(境界を含む半円)にすべて乗っているときである。言いかえると、4点を円周順に並べたときにできる4つの弧のうち、いちばん大きいものが半円以上になるときである。
は奇数なので、頂点どうしを結ぶ線分が中心を通ることはなく、半円にちょうど収まる4点の集まりは「連続する 個の頂点の中に入っているもの」と一致する。実際、頂点どうしの間隔は で、長さ の弧は 間隔ぶんなので、半円に入る頂点は最大 個である。
そこで、半円に収まる4点の組を「いちばん反時計回り側の点」で分類する。その点を とすると、残りの3点は から時計回りに続く 個の頂点から選ぶことになるので 通り。 の選び方は 通りで、どの組も がただ1つに定まるため重複はない。よって を含まない選び方は
である。全体は 通りだから
となる。 より 、、 なので
であり
となる。 を戻すと 、 なので
である。
では 、 では 、 では 。 通りをすべて列挙して「偏角の最大の隙間が 未満か」で判定すると、 のすべてで分数として一致した。
が奇数であることが効いている。偶数だと向かい合う頂点が存在し、半円の境界に2点が乗る場合が出て、「いちばん反時計回り側の点」での分類に重複が生じる。
()では で、 を含まない選び方が1つもない。正五角形から4点選ぶとどう選んでも中心を含む、という事実と合う。
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