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東京大学 2023年度 前期日程 文科

第4問 空間図形の解答・解説

余弦定理・球面上の4点・二等辺三角形・四面体の体積当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/11

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。文科の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/11時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)三角形 の面積を求める

答

で 、頂角の が分かっているので、余弦定理で等辺の長さが決まる。あとは で面積が出る。

とおく。 なので余弦定理より

すなわち である。 で だから で

である。

についても条件がまったく同じなので、、 である。

。余弦定理で戻すと ✓。面積は である。

(2)四面体 の体積を求める

答

、 なので、 も も線分 の垂直二等分面の上にある。球の中心も同じ面の上にあるので、その面に座標を入れると と の位置が2つの円の交点として決まる。条件が と で同じなので、2つの交点がそのまま と になる。

の中点を とし、 を原点、直線 を 軸にとって

とする。、 より 、 は平面 の上にある。球の中心 も より同じ平面の上にあり、 である。 軸のまわりに回して としてよい。

平面 の上で とおく。(1) より なので

であり、球面上にあることから

である。前者を代入すると 、すなわち

となる。 についてもまったく同じ2式が成り立つので、 と はこの連立の2つの解、すなわち

である( なので の符号が逆になる)。

体積。 直線 は 軸、直線 は 、 の直線( 方向)で、互いに垂直である。2直線の距離は 方向のずれ で、

である。向かい合う2辺が垂直で距離 のとき、四面体の体積は なので

となる。

MOCD
平面 (線分 の垂直二等分面)で切った図。横軸が 、縦軸が 。、 は「 から の円」と「球の中心 から の円」の2つの交点として決まる。

この座標で 、、 となり、4点とも中心 から距離 である。行列式で体積を計算すると で、 と一致する。

と が同じ条件をみたすことから、2つの交点がそのまま 、 になる。別々に場合分けする必要はない。

「向かい合う2辺が垂直で距離 」の形に持ち込めるのは、 が 軸、 が 方向になるようにとれるからである。気づかなければ、 を底面として の高さを出してもよい。

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