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東京大学 2021年度 前期日程 文科
第2問 場合の数の解答・解説
連続しない選び方・連続する組・場合分け・一般の N当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/11
問題文について
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(1)条件1(連続する2整数を含まない)をみたす選び方の数を求める
答 通り
を選ぶと決まっているので は選べない。残りは 以上 以下から 個を、隣り合わないように選ぶ問題になる。隣り合わない選び方は、選んだ数から順に を引いて詰める(重なりを消す)と、ふつうの選び方に1対1で対応する。
だから、条件1より である。よって残りの 個は 以上 以下の 個の整数から、どの2つも隣り合わないように選ぶことになる。
詰めて数える。 選んだ数を とすると、隣り合わない条件は である。ここで
とおくと
なので は相異なり、、 である。逆に を与えれば がもとの条件をみたす並びを与えるので、両者は1対1に対応する。
以上 以下の整数は 個あるから、そこから 個を選ぶ方法は
通りである。よって条件1をみたす選び方は 通りである。
具体的には、 と とびに並べていき、どこか1か所だけ とびにする、という形になる。 なら 、、、、 の 通りである。
( から )では、 を含む 個の選び方 通りをすべて調べると、条件1をみたすのはちょうど 通りだった。 でも順に 通りで、 通りと一致する。
を選ぶことが決まっているので、 個から選ぶ問題ではなく「 以上から 個」の問題になる。ここを 個のままにすると答えが 通りになってしまう。
「隣り合わないように 個を 個から選ぶのは 通り」という公式を使ってもよいが、答案では詰め直す対応を書いておく方が安全である。
(2)条件2(連続する 個の整数からなる集合を少なくとも1つ含む)をみたす選び方の数を求める
答 通り
は 個しかないので、長さ 以上の「連続のかたまり」は高々1つしか持てない(2つあれば となり )。だから、そのかたまりの長さ (、、 のどれか)で場合分けすれば、重複なく数え上げられる。残りの 個は、かたまりの両隣を避けて置く。
以上の整数 に対し、 に含まれる「連続する 個」を長さ のかたまりと呼ぶ。もし長さ 以上のかたまりが2つあれば、それらは共通部分をもたないか、もつなら合わせてさらに長いひとつのかたまりになる。前者なら で 、つまり となり仮定 に反する。よって
のいずれかである( が条件2、 は明らか)。この で場合分けする。最長のかたまりを とすると、 と は に入らない。
(i) のとき。 自身がひとつながりで、 より 、つまり
の 通りである。
(ii) のとき。 のほかに 個だけ残り、それを とする。 は でも でもない(そうなると になる)。
- のとき:、。 は ()を避けるので の 通り。
- のとき: である。 より 、また より 。 は 通り。
合わせて 通りである。
(iii) のとき。 のほかに 個残る。その 個は、 とその両隣を合わせた
( 個)を避けて 以上 以下から選ぶ。この 個どうしが隣り合うのはかまわない(長さ のかたまりは より短い)。 の動く範囲は である。
- :避ける範囲は の 個なので、残り 個( 以上 以下)から 個。 なので条件は自動的にみたされ、 通り。
- :避ける範囲が を含むので となり不適。 通り。
- :避ける範囲はちょうど 個で、残りは 個( を含む)。 は必ず選ぶので、もう 個を残り 個から選んで 通り。 が 通りあるので 通り。
- : で、避ける範囲は 以上 以下の 個。残りは 以上 以下の 個で を含むから、もう 個を 通り。
合わせて
通りである。
合計。 (i)(ii)(iii) は互いに排反なので
通りである。
なら 通り、 なら 通りである。
について、 を含む 個の選び方をすべて列挙して条件2を直接判定すると 通りとなり、 の値 と完全に一致する。
「長さ のかたまりを含む」を「ちょうど長さ のかたまりがある」と読み替えてはいけない。長さ や のかたまりも、その中に長さ のかたまりを含んでいるので条件2をみたす。最長の長さで場合分けするのは、この重複を避けるためである。
の場合に と を除くのを忘れると、長さ 以上のものを二重に数えてしまう。
が不適になるのは、 が「かたまりの左隣」に当たって に入れられなくなるからである。 という条件がここだけ効く。
という前提は、長さ 以上のかたまりが1つしかないこと、および残り 個が隣り合っても に届かないことの両方で使っている。
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