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名古屋工業大学 2021年度 前期日程 工学部

第2問 媒介変数表示・積分法の解答・解説

距離の2乗の最小・媒介変数のままの面積・軸をずらした回転体・断面が円板になる場合当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/14

問題文について

大学の公式解答ではなく、当サイト独自の解答・解説です。問題文は掲載していません。工学部の問題文は、この年度については大学が公開していません (2026/10/14時点)。お手元の過去問集・赤本などでご確認ください。

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(1)、()上の点 と原点 との距離の最小値 を求める

答

を の関数にして微分。 乗の式が の形にまとまる。

である。 とおくと

で、 は 、つまり

である。実数の3乗は1対1なので 、 だけが解である。 は で負、 で正なので、 で最小になる。

である。よって

である(端点では 、 で、どちらも大きい)。

刻みで走査すると最小は で、距離は 、 と一致した。

を展開して3次方程式にすると大変。 の形にまとめる。

(2)曲線 と 軸および 軸で囲まれる図形の面積 を求める

答

が から まで動く枝が から へ下りてくる。その下の部分を で出す。

での点は順に 、、 である。 軸と 軸に囲まれる部分を作るのは、 軸上の点 から 軸上の点 へ向かう枝、つまり の部分である。

この枝では が増加するので、 を の関数と見て

である()。展開すると

である。

t = 0t = 1t = −1y = 1
曲線 C。t = −1 で (2√2, 4)、t = 0 で (0, 1)、t = 1 で (2√2, 0) を通る。下の枝と2つの軸で囲む部分を塗ってある。点線の直線 y = 1 は (3) の回転軸。

数値積分すると で、 と一致した。

は について1価でない(上下2つの枝がある)。軸と囲むのは下の枝だけ。

(3)曲線 と直線 で囲まれる図形を直線 のまわりに1回転してできる立体の体積 を求める

答

を決めると の2点が対応する。断面は をまたぐので円板になり、半径は遠いほうの枝で決まる。

なので、 に対して ()とおくと の2点が対応し、 の値は

である。回転軸 からの距離は

で、どちらも で 以上である。つまり図形の断面は をまたいでいるので、回すと円板になり、その半径は遠いほうの距離である。差は

なので、半径は である。したがって

である。 なので

である()。

数値積分すると で、 と一致した。

断面が回転軸をまたぐので、円環ではなく円板になる。内側を引かない。

半径は「2つの枝のうち から遠いほう」。 と を比べて決める。

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