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名古屋工業大学 2020年度 前期日程 工学部

第4問 ベクトルの解答・解説

内積と三角形の面積・外心の位置ベクトル・直線が辺と交わる条件・面積比の最小当サイトの体感難易度:やや難最終更新 2026/10/14

問題文について

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(1)、、 の三角形 で、、 とするとき を求める

答

を展開する。

に 、、 を入れると

である。

座標で取り直すと内積は 、 になった。

(2)三角形 の面積 を求める

答

。

で、 だから

である()。

座標から求めた面積は で、 と一致した。

(3)三角形 の外心を とするとき、 を で表す

答

外心は 、 で決まる。

は の垂直二等分線上にあるので、 の中点を として 、つまり

である。 とおくと、 を使って

となる。2式目は なので 。1式目に入れると

で、 である。よって

である。

係数の和は なので、 は辺 より 側にある。どちらの係数も正なので三角形の内部にある(この三角形は鋭角三角形)。

外心を連立で求めると3頂点までの距離がどれも で、係数は と になった。

(4)辺 上に と異なる点 をとり とする。直線 が辺 と交わるための の範囲を求める

答

直線 上の点で の係数が になるものを求め、 の係数が と のあいだに入る条件を書く。

()である。直線 上の点は を実数として

と書ける。これが直線 上にあるのは の係数が のとき、つまり

のときである( なら は と平行で交わらない)。このとき

である。 が辺 上( を除く)にある条件は である。

  1. なので、正であることから 、つまり
  2. 以下であることから 、つまり 、

なので、 は自動で満たされる。 は辺 上なので も必要である。よって

である。

を 刻みで動かすと、 が辺 上に乗る最小の は で、 と合った。

「直線 と交わる」ではなく「辺 と交わる」。 の係数が より大きく 以下であることまで書く。

(5)(4) の範囲で を動かす。直線 と辺 の交点を とするとき、三角形 の面積の最小値とそのときの を求める

答 のとき最小値

面積は 。 の分数関数になるので微分する。

、 なので

である。 とおくと

である。 では なので符号は で決まり、 の前後で負から正に変わる。 なので、 で最小になる。

なので、最小値は

である()。

OABGDE
三角形 OAB と外心 G。点線は最小のときの直線 DE(x = 6/7)で、G を通る。うすい円は外接円。

を 刻みで動かすと、最小は で 、 と一致した。

が (4) の範囲に入っているかを必ず確かめる。入っていなければ端点が最小になる。

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