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名古屋市立大学 2023年度 前期日程 医学部医学科

第4問 積分法の解答・解説

伸開線(インボリュート)・曲線の長さ・媒介変数表示・ほどけきったあとの円弧当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/13

問題文について

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原点 を中心とし にある半径 の半円に巻きつけられた糸を、ひっぱりながら動かす。糸の一端は に固定され、動かす端 ははじめ にある。 が反時計回りに動くとき、次に 軸に重なるまでに が描く曲線 の長さを求める

答

接点の角を として を媒介変数表示する。糸がほどけきったあとは を中心とする円弧になる。

糸の全長 はじめの状態で、糸は から半円に沿って接点 まで巻きつき、 から までまっすぐ張られている。、、 なので

である。 は角 、 は角 の位置なので、巻きついている弧の長さは である。よって糸の全長は

である。

媒介変数表示 接点の角を ()とすると、巻きついている弧の長さは なので、まっすぐな部分の長さは

である。接点は で、まっすぐな部分は半径に垂直にほどける向きへ出るから、その単位ベクトルは である。よって

である( で になり、 と合う)。 に注意して微分すると

となり、速さは である。

軸に戻らないこと  座標の微分は で、 では正である。 で だから、 では である。つまり巻きついている間は 軸に戻らない。

巻きついている部分の長さ  が から まで動く間の長さは

である(、)。

ほどけきったあと  で接点は に達し、糸は全部ほどけて から出るまっすぐな線分になる。このとき 、つまり の真上である。以後 は を中心とする半径 の円を反時計回りに回り、 軸に重なるのは4分の1周した点 である。その長さは である。

ABT終点
半径1の上半円と、はじめの糸(A から半円に沿って接点 T まで、T から B まで直線)。P の描く曲線は、B から半円に巻きついた糸がほどけていく伸開線と、ほどけきったあと A を中心に回る4分の1円弧からなる。

合計  なので

である。足して

である()。

折れ線で測ると伸開線の部分は 、全体は で、 と一致した。

糸がほどけきったあとも は動き続ける。伸開線の部分だけで止めると 軸に戻らない。

速さが になるので、長さは であり、根号の計算はいらない。

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