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名古屋大学 2022年度 前期日程 理科系
第3問 複素数平面の解答・解説
2次方程式の解・偏角と絶対値・正六角形の頂点・因数分解当サイトの体感難易度:難最終更新 2026/10/12
問題文について
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(1) を求め、 がそれぞれどの頂点か答える
答、 は 、 は
を で割れば の2次方程式になる。偏角の条件でどちらかに決まる。あとは「 かつ偏角が 違い」をみたす頂点の組を探す。
なので の両辺を で割る。 とおくと
である。、 なので、 をみたすのは
である。つまり で、 の偏角は の偏角より 大きい。
頂点を調べる。 正六角形 で ()とすると、反時計回りに並ぶ頂点は
である。原点からの距離と偏角のずれ( を基準)は
である。距離が2倍になる組は と しかなく( や の2倍に当たる頂点はない)、偏角のずれが なのは のほうだけである( は )。したがって
である。
が をみたし、、 であることを数値で確かめた。
の2解は共役で、偏角が 。 で のほうに決まる。
を先に使って候補を絞る。頂点の距離は の3種類しかない。
も距離は2倍だが偏角が なので不適。偏角の向きを確かめる。
(2)組 をすべて求め、それぞれの組について正六角形 を複素数平面上に図示する
答 が になる3組。 で、いずれも 、
第3式を の2次方程式として解く。 を入れると因数分解でき、 か になる。前者は頂点になりえないので、後者が頂点になる を探す。
なので 、 である。第3式は
である。2解の和と積を見ると
となっているので、この2次方程式は
と因数分解でき
である。
は不適。 、 なので である。頂点はすべて の定数倍で、その定数は
のどれかだが、 はこのどれとも異なる。よってこの は頂点になれない。
が頂点になる場合。 、()、(互いに異なるから)なので、 は 、、 のいずれかである。 として1つずつ解く。
- : より 、
- : より 、
- : より 、
それぞれ 、 を計算すると
の3組である。どの組も は互いに異なり、 でない。
図示。 正六角形は を決めれば1つに定まる。3つの場合は、 がそれぞれ
- 、()
- 、()
- 、()
の位置にあり、そこから反時計回りに が並ぶ。
3つの について、 が確かに頂点 に一致し、第3式の値が 以下になることを確かめた。6辺の長さがすべて等しいことも確かめた。
第3式は の2次方程式。和と積を見ると と に分かれる。解の公式を使うより因数分解を狙う。
(線分 の中点)は頂点にならない。 の係数が頂点の係数のどれとも違うことを言えばよい。
は「 から実軸方向に 動いた点」。これが頂点になるように六角形の大きさと向きが決まる。
()や ()は「互いに異なる」に反する。 も に反する。
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